写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

背景は華厳寺参道の雪景色

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 この冬は例年に比べて、私の住む岐阜市郊外の自宅付近は降雪量が少なく、ほっとしている所ですが、反対に山陰地方の日本海側は大変な目にあっていました。
 雪ってやっぱり、帳尻を合わせるがごとく、こちらで降らなければ他のどこかで降ることになるのでしょうかね。10年ほど前の4~5年間は、こちらで毎年凄い降雪が続き、その時の最高の積雪量は、自宅庭で1.6mということがありました。
 それがどれ程凄いかというと、自宅周辺の家の庇(ひさし)が、雪の重みで折れた家が何十軒と続出したのです。幸い自宅庇は免れましたが、被害にあった家の修理は大変だった思います。短時間でこれほどの積雪があったことから、雪下ろしをする間もなく折られてしまったのです。雪は軽そうに見えますが怖いですね。
 今日の写真は、今年になって降った時の雪景色を背景に、谷汲山華厳寺の参道で撮った一枚です。積雪のあるときに、このお寺に出向くことはこれまでに無かったのですが、今回はポケモン探しが大きな目的でした。

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 下の小さな写真は、同じ日に参道で見かけたモズのメスで、彼らは好奇心が強いのか、人間をそれほど警戒していないように見えます。

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 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 400、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。            

今年何度も出会うエナガ

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 今日の二枚の写真は、周りの感じが良かったことからトリミングなしで載せてみました。場所は岐阜県揖斐川町谷汲の華厳寺の境内です。
 写っている鳥の種類は、大きい写真がエナガで、小さいのがシジュウカラですが、今年はこの鳥に良く出会います。驚いたことに、今年見たカラ類は、常にエナガの群れで、その中にたまにシジュウカラが混じっているだけです。他のカラ類、例えばコガラ、ヒガラ、ヤマガラなどには全く出会っていません。

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 これはどういうことなのでしょう、エナガが異常に増え、その逆に他の種が数を減らしているのでしょうか。確かにヤマガラは群れになって移動する習性はありませんが、それにしても一度も出会っていないのは不思議です。まさかとは思いますが、鳥インフルが影響していないことを祈っています。

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 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 640、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。             

背景は野性味あふれる川

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 今日の写真の背景は、中米ベリーズの最大の都市の住宅地にある自宅から、歩いて30分ほどの所にある、川にアクセスできる岸辺です。当時はこの川に橋を架けるための工事前の測量が行われているときで、今は立派な橋が架かっています。
 この川は街中を流れる川とは思えないほどに野性味にあふれており、両側はマングローブが生い茂り、川にはクロコダイルやイルカが生息しています。ところどころにワニ注意、遊泳禁止の看板が立っておりますが、地元の子供たちは気にせず泳いでいます。

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 写真の撮影の時間帯は午後で、太陽の光が水面に反射し、うまい具合にモデルの顔を照らしてくれています。帽子のひさしに光と影があることから分かります。
 下の小さな写真は、川の中に打たれた木製の杭の上で一休みするチドリです。この杭、水に対してに非常に強く、長年腐りません。ですからこちらでは桟橋の杭に多く使われています。

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 カメラはSony α57に、レンズはSony DT 55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離80mm、35ミリ版換算120mm、ISO400、F8.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。             

カマキリの顔のようなデザインの羽を持つ蝶

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 今日の写真は、中米ベリーズの最大の都市に最も近い、マヤ遺跡公園内で見かけた蝶ですが、詳しくないことからこれが何の種類なのか知りません。
 大きな写真では、蝶のお尻からお赤い尾羽が出ているように見えますが、下の小さな写真で見るとおり、そうではなく、たまたま停まっているこの植物の花と重なっているだけです。

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 それにしてもこの蝶、羽が特徴的で、シンプルな中にもコントラストが非常に目立つデザインですね。暗い羽の色の中に、純白でVの字、あるいは八の字が描かれており、その先にオレンジの紋が付いています。
 このデザイン、自然の中において何らかの意味を持っていると思いますが、何となく、肉食の虫であるカマキリの、正面から見た顔を連想してしまいます。

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 カメラはSony α57に、レンズはSony DT 55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離90mm、35ミリ版換算135mm、ISO400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。             

冬空の猛禽トビ

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 今日の写真は、抜けるような冬の青空を舞う、日本の代表的な猛禽のトビです。トビはいつも身近で、それゆえそれほど注目されませんが、いつも近くでこんなに大きな猛禽を見られるのは世界でも珍しいかもしれません。
 中南米ではこの日本のトビに変わるのが、全身が真っ黒なハゲワシですが、トビに比べると姿が美しくありませんから、あまり写真に撮ろうとも思いません。

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 それに、トビは虫が飛び交う季節になると、空中でその虫を足で捕まえる曲芸のような狩を見ることが出来、それがなかなかの見物なのです。空を飛ぶトビたちの挙動を観察していれば、あなたもそのシーンを見られるかもしれません。
 写真は岐阜市近郊の自宅近くの空で撮った二枚で、上の大きいほうはノートリミングです。

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 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。             

気性の荒い Black Bird (ブラックバード)

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 今日の写真は、中米の国ベリーズに多く住む Black Bird (ブラックバード)で、この国最大の都市の住宅地にある自宅のバルコニーから、目の前の電線にいた所を撮った二枚です。
 この鳥はこの国で最も一般的な種類で、深いジャングル以外のどこでも見られ、多分最も固体数が多いと思います。食性は雑食だと思いますが、動物性の餌を好むようで、この国に多い湿地に住むタニシを捕っているのをよく見かけます。

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 この鳥は気性が非常に荒く、自分の縄張りにいるライバルは徹底的に排除しようとします。子育ての時期には人間でさえ巣に近づくと威嚇するだけでなく、実際に襲ったりします。彼らは人間を警戒はしますが、恐れていないように見えます。
 私はこの種類に別の国で襲撃されましたが、頭蓋骨に穴が開くのではないかと思うほど強烈につつかれました。まったくの不意を襲われたため、まったく防御をすることが出来ませんでした。
 今日のこの写真を見れば、その気性の荒さをご想像できるかと思いますが、彼のこの恐ろしげな目を見ると、確かに彼らこそ恐竜の進化型と思えます。

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 カメラはSony α57に、レンズはSony DT 55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離900mm、35ミリ版換算135mm、ISO400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

背景はオリジナルの石積み

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 中米の国ベリーズは、日本でほとんど知られていませんが、欧米では有名な観光地の一つです。特に中米では唯一の英語圏であることから、アメリカやカナダからの観光客が多いようです。
 一年中常夏の温暖な気候で、世界第2位の規模の珊瑚環礁がある美しい海、生物の宝庫である深いジャングルと広い湿地帯、そして紀元前のピラミッドがあるマヤの遺跡がこの国の三大観光資源となっています。

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 今日の写真は、ベリーズ最大の都市に最も近いピラミッドがあるアルツンハ遺跡で、車で1時間ほどの距離にあります。遺跡はジャングルの中にありますから、この公園ではバードウオッチングを兼ねることも出来、鳥好きたちの観光ポイントでもあるのです。
 ここの大部分の遺跡はきれいに修復・復元されていますが、発見当時は木の生い茂る小山のような状態だったはずで、その名残を下の小さな写真で見ることができます。さすがにジャングルの中で2000年も前の構造物がそのまま残ることはありません。
 大きな写真の背景に写っている石積みは、この遺跡の中でも数少ないオリジナルであろうと思います。

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 カメラはSony α57に、レンズはSony DT 55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離900mm、35ミリ版換算135mm、ISO400、F5.6、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。