写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

背景はまだ早い畜産センターの桜

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 先日地元では有名な桜の名所である新境川堤へ行ったことは既にこのブログ上でお話ししました。でも残念ながら桜はまだ5分咲き程度で、満開の素晴らしい景色を見ることができませんでした。

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 その翌日の5日、今度は新境川堤よりもっと自宅に近い岐阜畜産センターへ行ってみました。そこは広い敷地のあちこちに桜が植えられており、一部には並木もあります。ここも娘たちがまだ小さかった頃に何度も訪れたことがある思い出の場所です。

 5日はお天気が良く花見日和でしたが、やはりこちらも花見には早過ぎて、今日の写真の通り木によってはまだ完全につぼみ状態でした。中にはだいぶ咲いている木もありましたが、それはごく一部でした。

 今後しばらくお天気が悪くなりそうですが、次の訪問時には満開を迎えていることでしょう、楽しみです。

 下の小さな写真は、畜産センターで咲いていた桜です。この木は既に満開に近い状態でした。

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 カメラはSonyα77Ⅱに、レンズは Sony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO400、F8.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズの近所の湿地で出会うシラサギ

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 今日の写真は、中米のベリーズにいた頃に住んでいた自宅が、この国最大で唯一の都市であるベリーズシティの住宅地にあって、毎週末の自宅周辺の散歩で見かけた、売地の湿地にいたシラサギです。

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 その自宅周辺には多くの自然が残っていて、住宅地の散歩であるにもかかわらず、望遠レンズのついてカメラを持って歩けば、必ず何かの野生動物が撮れる程でした。なぜこんなに自然豊かというと、この都市全体の標高が低く、市内のあちこちに湿地や水場があり、その水中には当然魚をはじめとした生き物がおり、それを餌と狙って鳥たちが集まるからです。

 今日の写真の湿地だけでも10種類以上の野鳥たちを見ることができ、時にはその鳥たちが狩りをして、魚を口にくわえている場面に出会うことができます。彼らは普段から街中に住んでいることからの慣れなのか、人に対する警戒心が薄く、おかげで近くで彼らの狩りを見ることができます。

 水中に泳ぐ魚をくちばしを飛ばしてそれを獲る様子を見ると、野生動物の驚異的な運動神経の良さに誰もが驚くはずです。そんな野生の世界を日常生活の中で見ることができるのですから、ここは本当に素晴らしいところだと思います。

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 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズでよく見られる Black-headed Trogon(ブラックヘディッド トロゴン)

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 中米の国ベリーズは熱帯地方に位置しますから、一年中常夏のため雪で大地が覆われたり、落ち葉で木が裸になることはありません。ですから一年中餌があり、よって様々な動物が生息できます。また国土全体が平坦で、土地の標高が低いため湿地が多くあり、そのせいもあって野生動物が多いのです。

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 数量的に比較したわけではないのですが、一地点でみられる動物の数や種類は、毎日の生活の中で感覚的に、日本に比べてベリーズの方が圧倒的に多い気がします。

 今日の写真は、この国の最大の都市であるベリーズ市から車で30分ほどの郊外で見かけた Black-headed Trogon(ブラックヘディッド トロゴン)です。この種は、この国に生息する4種類のトロゴンの仲間の中では数が多く、普段からよく見かける一般的な鳥で体色は最も地味ですが、それでも背中の玉虫色と、おなかの鮮やかな黄色が美しい鳥です。

 ベリーズに生息する鳥全体に言えるのですが、このトロゴンたちも人に対する警戒心は薄く、大きな望遠レンズでなくとも比較適容易に撮影することができます。

 こんな美しい鳥たちに出会える機会が多いベリーズは、鳥好きの人たちにはたまらない国で、そのため世界から多くのバードウオッチャーたちが訪れますから、これもこの国の大きな観光資源になっています。

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 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

背景は新境川の桜並木

 

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 今日は朝から暖かい日になり、桜の便りもあちこちから聞こえ、もう待ちきれずに桜を見に出かけました。

 全国で有名かどうか知りませんが、岐阜市近郊では桜の名所になっている新境川堤に行きました。ここはまだ若いころ、当時の自宅から近いせいもあって、家族とともに数回おとずれ、今でもその様子が写真に残っている懐かしい思い出の場所です。

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 川岸の両側に植えられている桜並木は長々と続きますが、屋台が出て人が多いところではまだ5分咲き、その他の場所は3分咲きで見事な桜とはまだ言えませんでした。見ごろはあと1週間後でしょうか。

 昔訪れたときはこんなに屋台は出ていなかったのですが、新境川の桜並木の堤が長いことから、昔訪れた場所は今回とは別で離れていたのかもしれません。

 ここへは昔のように、子供たちと共にもう一度訪れたいと思う、私の人生の大きな思い出の場所の一つです。

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 カメラはSonyα7Ⅱに、レンズは Minolta AF24-105 F3.5-4.5。大きな写真の撮影データは、焦点距離50mm、35ミリ版換算50mm、ISO200、F7.1、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

写真に撮る機会が少ないカワラヒワ

 

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 この冬のシーズン中に撮りたかった野鳥の一つに、いつも身近にいる鳥たちで、これまで満足できる写真になっていないカワラヒワがありました。

 カワラヒワは警戒心が強く、容易に近づくことができません。それに彼らは地上で餌を採る以外は、大抵こずえの高い場所に停まり、よほどの望遠レンズでない限りその姿を鮮明にとらえるのが難しいのです。

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 ただ、彼らだけではなく他の種類にも言えるのですが、こちらがじっとしていて動かず静かにしていれば、いつの間にかこちらの存在を忘れ、すぐ近くまで来ることがあります。ですから運が良ければ彼らの方から寄って来てくれることもあるのです。

 先日の散歩でこれに近い機会を得、撮れたのが今日の二枚です。柿畑の中を歩いている時、遠くの草むらで彼らが群れて餌をとっているのを見つけました。慎重に静かに彼らとの距離を詰め、柿の木の陰で息をひそめて待ちました。彼らはこちらの存在に気づいていたのかどうか分かりませんが、先ほどよりは彼らの方からこちらに少し近づいたように思います。でもそれ以上に距離は縮まらず、この写真を撮るのが精一杯でした。

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 カメラはSonyα7Ⅱに、レンズは Sony 70-300 G SSM 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算300mm、ISO200、F5.6、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

今年最初のヒバリ

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 今日、岐阜市郊外にある自宅でも暖かく、もうすっかり春になり、朝晩でも冬を感じることはほとんどなくなりました。自宅庭の桜は昨日の写真の通りほぼ満開で、2週間ほど前から鶯がその自慢ののどを鳴らし、昨日あたりからついにヒバリのさえずりが聞こえるようになりました。

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 今日も日課となっている自宅周辺の散歩に出かけましたが、収穫は、遠くに珍しくもないツグミを見ただけで終わりそうでした。このところいつもの散歩道で野鳥に出会う機会が激減し、今日も空振りだったかとあきらめの境地で樽見鉄道の踏切近くまで来たところ、騒々しいくらいのヒバリの美しいさえずりが聞こえました。でもそのさえずりは空からではなく地上から聞こえます。それもすぐ近くから。

 音の方向をじっと探すと、いました。畑の中で保護色に守られて見ずらいのですが、確かにヒバリです。でも驚いたことに、ヒバリのいる隣の畑では農家の人が作業ををしており、その人との間は、通常の野鳥であれば逃げ出す距離です。

 ということで私もそれくらいには近づけるだろうと、静かにゆっくりヒバリとの距離を詰め、撮れたのが今日の一枚です。ヒバリは自身の保護色によほど自信を持っているのでしょうか。

 そのヒバリのいた畑ですが、すぐ隣を樽見鉄道が走っており、撮影中に列車が通過しました。それを撮ったのが下の小さな一枚です。今樽見線は桜ダイヤで、この列車は普段はない、珍しい快速となっています。写真が小さく見ずらいのですが、快速と書かれた青いプレートを付けています。

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 カメラはSonyα7Ⅱに、レンズは Sony 70-300 G SSM 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算300mm、ISO200、F6.3、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

一番早い桜

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 岐阜市郊外にある自宅庭に1本の桜があります。これは何年前かもう忘れたのですが、サクランボが自宅庭で採れたらいいなと、ホームセンターで買って植えたものです。

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 私が小さいころ、育った在所自宅の敷地内にサクランボの木があり、その木が毎年かあるいは時々か忘れましたが沢山の実をつけ、それをおいしく腹いっぱい食べた記憶が懐かしく、それを再現したいとずっと思っていましたから、自宅を建てたのを機に植えたのです。

 この現在のサクランボの木は、毎年花が美しく咲き、実もつけるのですが、赤く色づき始めるころになると、なぜか実が落ちてしまいます。病気でしょうか、それとも受粉していないのでしょうか。

 今日の写真の通り、自宅庭のサクランボが今7分程に咲き誇って、春の青空に映えています。もう2日ほどすれば満開を迎えることと思いますが、ところが周辺の桜はまだ一輪も開花していません。ということはこのサクランボの実を収穫できないのは、花の咲く時期が早すぎて、他の花からの受粉ができないせいなのでしょうか。

 まだサクランボを収穫できていませんが、でも美しい花をこの辺りで一番先に見せてくれるだけでもありがたいと思っています。

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 カメラはSonyα7Ⅱに、レンズは Sony 70-300 G SSM 。大きな写真の撮影データは、焦点距離140mm、35ミリ版換算140mm、ISO200、F9.0、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。