写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 種類不明の水鳥と初冠雪

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 岐阜市近郊にある自宅の今日の朝は、この冬一番の寒さで、午前8時半に自宅周辺の散歩に出かけたところ、3枚目の写真の通り山の上には白く雪が積もっていました。この冬の初冠雪ですが、まだ残っている紅葉とのコントラストがきれいですね。

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 今シーズンに入って、近所の散歩で根尾川の河原沿いを歩く部分があるのですが、そこから見える川面にはいつも10羽ほどのマガモ、数羽のカワアイサ、2羽のカイツブリに交じって、もう一羽これまで見たことがない水鳥を見かけるようになりました。この鳥は去年まで見られなかった種類です。
 手持ちの図鑑で調べているのですがよく分からず、ネットでも探しているのですが特定できません。クチバシの根元が白い特徴などから、最も近いと思えるのがスズガモです。

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 2枚目の写真で、この鳥のマガモのメスとの大きさを比べることができるのですが、少し小ぶりなことが分かります。
 さて、既に書いた通り今日の散歩はこれまでになく寒く、そうなると散歩で出会う野鳥が増える傾向にあるのですが、この日も写真の水鳥のほかにモズや、群れになったカワラヒワ、シメ、イカルなど多くの野鳥を見かけることができました。これから本格化するシーズンが楽しみです。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 今シーズン初めて近くで撮れたイカル

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 岐阜市近郊にある自宅周辺だけでなく、北からのこの冬一番の寒気で日本中が寒い日になった今日ですが、小雨の時雨の合間に、いつもの自宅周辺の散歩に出かけました。今日は寒かったことから、今まで着たことのない防寒着を引っ張り出し、万全の態勢で出かけました。

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 最初の国道沿いの杉林では何にも遭遇しなかったのですが、根尾川ではいつもの場所に10羽ほどのマガモがいました。いつもは私の姿を見て警戒し、流れの向こう側に寄るだけなのですが、この日はどういう訳か飛び立って行ってしまいました。
 せっかく彼らが飛び立ってくれたのですから、その飛翔姿を撮ろうとカメラを向けたのですが、なぜかフォーカスポイントが知らぬ間に端っこにずれており、撮り損ねてしまいました。原因は分からないのですが、近頃このんなトラブルが頻繁に起きます。私の操作ミスでなく、カメラ自体のトラブルのような気がします。

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 そのマガモを見た地点から少し行った所で、地面から飛び立ち、近くの木に停まったイカルに出会ったのですが、その時に撮ったのが今日の写真です。割と近くから撮れたことから、細かいところまでよく写っていますが、空は雲が厚く太陽光が無かったため、発色が今一つなのは残念です。
 2枚目は個人の持つ広い農場にある木に停まる沢山のイカルたちですが、農場を囲むフェンスがあることからこれ以上近づけません。この大きな木にはノスリもよく停まります。
 3枚目はそのイカルが停まっていた木の遠景ですが、名前は分かりませんが、右隣の木の紅葉が美しいですね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 背景は南国のブーゲンビリア

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 中米の国ベリーズは、国土面積が日本の四国ほどの広さに対して、人口が約36万人と極端に人口密度の低い国です。更にその4割は周辺国からの移民で構成されています。人種の多くは現住のインディヘナとヨーロッパからの混血で、アフリカ系の人々や、その血が混じった人たちも多く住んでいます。
 ベリーズの一人当たりの名目GDPは、2017年調べで4.800US$SNA ( 出典はIMF )ほどで、世界第101位です。因みに日本は第25位の約38,400US$ですから、日本の1/8でしかありません。
 そんな発展途上の貧しい国ではあるのですが、人々は総じて陽気に暮らしており、人口が少ないおかげで街中であっても自然は豊かで、うらやましいと思う部分も多々あります。

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 人々は日本に比べて生活は貧しいのですが、しかしやはり富裕層は存在し、この国最大の都市ベリーズシティの一部地域では彼らの豪華な暮らしぶりを見ることもできます。
 その住宅地は敷地が広々としており、しゃれた塀で囲まれていますが、その塀にはブーゲンビリアが植えられ、いかにも南国の明るい景色を作り出しています。
 今日の写真は、当時の自宅近くの中間層の上が住む住宅地で、デザインされた家々が並んでいます。ただインフラはまだお粗末で、傾いた電柱や乱雑な配線が発展途上国を物語っています。無論ここは国内でも非常によく整備された地区ではあるのですが。
 南国の青い空を背景に原色のブーゲンビリアは良く似合いますね。日本の寒い冬を迎えるたびに、ベリーズのあの暖かさと明るさが恋しくなります。

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 使用機材のカメラは Fujifilm Finepix F200EXR。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.4mm、33ミリ版換算29mm、ISO 200、F9.0、1/450sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 背景は毎年変わる紅葉

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 岐阜市近郊にある我が家周辺では、2018年の紅葉がついに幕を閉じました。今年はお天気に恵まれ、撮影チャンスは多かったように思うのですが、肝心の紅葉の出来が今一つだったと感じています。
 私が勝手に思っている原因の一つとして、この地方を襲った台風の影響で、山の木が風で大きくゆさぶられ、葉が少なかったのではと思っています。

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 2016年に海外勤務の任期を終えて帰国以降、毎年私は紅葉の撮影ポイントを回って定点撮影のようなことをしているのですが、その写真を見返してみると、2016年の圧倒的な美しさに目を奪われます。それに比べると2017年、そして今年は大いに見劣りします。
 もちろん紅葉の撮影結果はその時のお天気が大きく影響するのですが、それも考慮に入れての評価で、更に撮影時期も大きく影響しますから、その点についてもこの撮影ポイントは自宅に近いことから、現地を何度も訪れて、最も美しいときを選んで撮影した結果なのです。
 1枚目の写真が今年で、2枚目が2016年ですが、この差は歴然ですね。

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 撮影機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは TAMRON AF 24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO。大きな写真の撮影データは、焦点距離35mm、35ミリ版換算35mm、ISO400、F8.0、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 2枚目の写真は、カメラは同じですが、レンズは Minolta AF24-105 F3.5-4.5で撮影しました。

ベリーズ シーズン末期のクルックドツリー野生生物保護区

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 中米の国ベリーズの最大の都市ベリーズシティから、車で1時間ほどの場所に湖を中心としたクルックドツリー野生生物保護区があり、更にここは、湿地の保存に関する国際約束であるラムサール条約にも登録されています。
 ラムサール条約とは、水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的ですが、この保護区はまさに野鳥の宝庫で、シーズンになると世界中からバードウオッチャーなどの観光客が訪れます。

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 この保護区には川幅が広がったような大きな湖があり、豊富な魚貝類の資源がありますから、毎年乾季になり湖の水位が下がると、水生動物を餌とする水鳥たちが国境を越えて周辺から集まります。その数たるや驚くばかりで、時には湖一面が鳥たちに覆われる場面を見ることができます。

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 鳥の数の多さだけでなく種類もまた多岐にわたり、ここではほとんどの水鳥たちを見ることができるのではと思うほどです。更にその水鳥を追って水鳥以外の種類も集まります。
 今日の写真はシーズンが終わりかけの湖の様子で、トキ類、サギ類、鵜の仲間、タニシトビなどが写っています。またここには写っていませんが、水中にはワニや淡水イルカ、マナティジュゴン)なども生息している、まさにこの保護区は大自然の営みを目の当たりにできる貴重な場所なのです。

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 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 200、F9.0、1/1,600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

日本 オールドレンズの旅  TAMRON 80-210mm F/3.8-4 CF MACRO その2

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 ソニーが先行していたフルサイズミラーレス一眼の分野に、ついにニコン、キャノンの2大メーカーが参入しました。
 そこで面白いのは、ニコン、キャノンの2社とも様々なデジタルカメラを発売し、これまでかたくなにレンズ内手振れ補正機構に執着してきましたが、ついにニコンZシリーズ、キャノンEOS-Rシリーズともボディ内手振れ補正に踏み切ったことです。
 このボディ内手振れ補正機構搭載で最も恩恵を被るのは、手元にたくさんの古いレンズを持っているユーザーであることは間違いありません。特に望遠レンズには素晴らしいメリットがあるのです。
 この両メーカーともマウントを新たに設計し大口径化されていますが、これによってこれまで生産されたレンズのほとんど総てを、手振れ補正機構付きで使用することができます。

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 でもこれは数年前からすでにソニーが実現していたことで、今更驚くにあたりませんが、でもこの2大メーカーがついに実現したことには大きな意味があります。クラシックレンズ好きとしてはこれからが楽しみです。
 今日の写真は、1981年発売のレンズで、解放F値が比較的明るい望遠ズームレンズで撮った2枚です。今から37年も前のレンズを、こうして陽陰の暗い場所でも何の制限もなく、ましてや手振れを気にすることなく使えるのは無上の喜びに他なりません。
 どうですこの描写、逆光の中での臨場感が素晴らしく、背景のボケもきれいで、とても37年前のレンズとは思えないほどです。2枚目の写真でも素晴らしいピントでその優秀さが分かります。
 デジタルカメラが昔のレンズを蘇らせる時代が来るとは、一体だれが想像できたでしょうか。

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 撮影機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは TAMRON 80-210mm F/3.8-4 CF MACRO。大きな写真の撮影データは、焦点距離80mm、35ミリ版換算80mm、ISO320、F5.6、1/125sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 朝日の中のマガモたち

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 岐阜市近郊にある自宅周辺を散歩するのが日課になっており、お天気さえ良ければ毎日カメラを持って歩きます。全長わずか2.5㎞ほどの行程ですが、杉林、河原、柿畑、野菜畑などコースは変化に富んでいます。
 雪の日には杉林の近くでアオジやカケスなどを見かけ、河原ではアオジに加えてカシラダカホオジロカワラヒワ、モズ、カラ類、ベニマシコなどによく出会います。

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 でも今のこの時期は出会う鳥が少なく、せいぜいホオジロかモズぐらいですが、川面には北からやってきた水鳥たちを必ず見かけます。それも今年は北の地域で餌が豊富でたくさんの子供が育ったのか、これまでに比べて数が非常に多い気がします。
 それに、カイツブリ留鳥ですが、そのカイツブリもこの場所でこれまであまり見かけなかったのですが、今年は散歩の度に見ることができます。

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 今日の写真は、先日11月27日の散歩の際に根尾川で見かけたマガモたちで、この日は10羽以上がいましたが、そのうちの一部です。朝日が水面を照らし、美しい景色を作っています。
 画面手前の方の茶色部分が多いオスは、今年生まれた若鳥でしょうか。このマガモたちの近くにはカワアイサのメスもいました。
 ここから少し下流に、アオサギが私を警戒してか、じっと佇んでいました。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.6、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。