写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 自宅周辺のウオーキング

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 1月6日は朝から雲一つないような好天に恵まれ、明るい日差しが照り付けていました。冬とはいえ暖かそうなこの日、岐阜市近郊にある自宅周辺の約10Kmの道のりを歩くことにしました。
 根尾川に架かる北の橋を渡って対岸の道を南に下り、もう一つの橋を渡って帰ってくるというコースです。

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 これを2時間くらいの行程で帰ってくるつもりでしたが、結果は2時間半かかりました。途中、あちこちで立ち止まったりしていましたから、まあこんなもんでしょう。
 1枚目の写真は、根尾川に架かる北の橋の上から下流を眺めた場面で、この辺りはまだ渓谷の景色です。橋の下に沢山の魚が見えた時がありましたが、この日は全く見えませんでした。

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 2枚目はその橋の近くの淵で、羽を休めるカルガモです。この淵周辺では多くのカモたちが群れていることが多いのですが。ところでこの写真、根尾川の水の透明度の高さをお分かりいただけると思います。

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 3枚目は、集落のある電線で、暖かい日差しの中で日向ぼっこをするスズメたちです。着たきりスズメの彼らには、こんな日は貴重でしょうね。
 4枚目は、途中で出会ったサルの親子で、真っ赤な顔色が印象的でした。時々こちらを警戒していましたが逃げる様子はなく、割とのんびりとしていました。この辺りではサルはもう当たり前の社会の一員といった感じです。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。大きな写真の撮影データは焦点距26.4mm、35ミリ版換算72mm、ISO 400、F 4.0、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 この冬初めてのアカゲラ

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 岐阜市近郊にある自宅の周辺を、以前は毎日のように散歩していたのですが、去年の4月からフルタイムの勤めに出始めたことから、それ以降散歩は週末のみとなり、野鳥たちとの出会いは激減していました。
 そこでこの年末年始は、これまでの無念を晴らすかのように午前と午後の日に2回の散歩をしていました。今年は雪の降るのが遅いことから、野鳥との出会いにあまり期待していなかったのですが、これまで、この散歩コースでは見かけなかったオオタカが現れたのはラッキーでした。

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 しかし今までなら見かけることができていたベニマシコに未だに出会えておらず、またアオジも1度見かけただけです。それに例年ならこの時期、いつも見かけていたキツツキたちにも出会っていませんでした。

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 1月6日の今日、この冬一番の冷え込みで寒い朝を迎えたのですが、空は青く澄み切っています。8時過ぎに家を出ていつもの散歩コースに向かいました。途中、樽見鉄道の線路の敷石には4枚目の写真の通り、霜柱が立っていました。

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 しばらく歩いていると、コースわきの木に、キツツキが来て停まるのが遠くから見えました。早速早足で近づき、カメラを構えて覗いてみると、今シーズン初めて出会うアカゲラでした。頭に赤色があるオスです。1、2枚根の写真がそれですが、途中の枝が邪魔して良い写真が撮れなかったのは残念です。
 3枚目は散歩コースの柿畑の中の電柱で羽を休めていたトビですが、寒い朝にはうれしい日向ぼっこでしょうか。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。大きな写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.6、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 この冬初めてのヒレンジャク

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 岐阜市近郊にある自宅の周辺を、この年末年始の休暇の期間中に、これまでできなかった分を取り戻すかのように、毎日のように散歩で歩き回りました。
 約2㎞の散歩コースはルートが決まっており、コース上に他の脇道があるわけではないのですが、しかし散歩しながら探鳥していますから、重点的に注意を払う場所はおのずと変わってきます。
 この年末年始は幹線道路に割と近い、敷地全体をフェンスで囲った農園が注目地点でした。なぜなら園内にある大きな木の高い梢にオオタカがいるのを発見したからです。

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 新年が明けた1月4日、この日8時過ぎ1回目の朝の散歩に出かけた際に、いつもオオタカのいる木に彼はいませんでしたが、その代わり50羽ほどのシメとイカルの群れが羽を休めていました。
 農園のフェンスが破れているところから敷地に少し入ってその群れを撮ったところ、その中にヒレンジャクがいたのに気付きました。
 通常冬鳥であるレンジャクの仲間は、日本では群れを作っていることが多いのですが、この時にシメやイカルの群れの中で見つけたのは2羽だけでした。その中の1羽が1枚目、2枚目の写真です。

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 3枚目の写真には、シメを中心に写したもので、ヒレンジャクは写っていません。
 この冬になって、これまでに自宅周辺ではまだ雪が降っていませんが、もっと寒くなって雪がちらつくようになるとイカルの大群や、そして運が良ければレンジャクの群れに逢えるかもしれません。
 この日の午後、2回目の散歩の際にはオオタカが高い梢にいました。よって、オオタカ以外の鳥は周りに一羽もいませんでした。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。大きな写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

セントルシア 国立公園ピジョンアイランド

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 カリブ海の島国セントルシアは、日本の淡路島ほどの国土しか持たない小さな国ですが、欧米では観光地としてとても有名です。イギリス、アメリカ、カナダからは多くの直行便が乗り入れており、また大型クルーズ船が毎日複数寄港することから、11月から5月頃までの観光シーズンには、あちこちが白人客であふれます。

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 首都のカストリーズから北に11㎞ほどの所に、この国一番の観光地であるロドニーベイがあり、そこには多くの高級ホテルやレストラン、高級別荘が集中しています。また東カリブ随一の規模と設備を誇るヨットハーバー(マリーナ)があり、多くのヨットが停泊していますから、リゾート地としての雰囲気は満点です。
 そのロドニーベイの長いビーチの北の端に国立公園のピジョンアイランドがあり、そこにはかつてのイギリス帝国の遺跡や、熱帯魚と共に泳げる美しいビーチがあります。

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 1枚目の写真はその一つのビーチで、背景の丘の上に見えるのは、かつてのイギリス軍が建設した砦です。穏やかな波の水の透明度は高く、様々な美しい熱帯魚が泳いでいるのをよく見ることができます。
 2枚目、3枚目は、同じビーチを角度を変えて見た景観で、水の透明度の高さをお分かりいただけると思います。また赤いフランボイヤの花と青い海との対比が美しいですね。

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 4枚目は、1枚目の背景となっていた砦に続く道からの景色で、下のビーチの様子がよく分かります。
 陽射しは強いのですが、いつも北西から吹く貿易風が気持ちよく、不快感はありません。緑のジャングルと青い海、常に明るい景色をさわやかに渡る風、まさにここはこの世の天国と言えるかもしれません。
 このようにセントルシアは、日本でほとんど知られていませんが、欧米人にとっては憧れの島なのです。

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 使用機材のカメラは Fujifilm FinePix 4500。1枚目の写真の撮影データは、焦点距離8.7mm、35ミリ版換算32mm、ISO 200、F9.8、1/256sでした。

セントルシア 美しい熱帯の島の住宅

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 カリブ海の島国セントルシアは、国土面積が日本の淡路島程度、人口は16万人と世界で最も小さな国の部類に入ります。
 気候は赤道に近いことから一年を通じて温暖で、11月から5月までの観光シーズンは朝晩がぐっと涼しくなり、とても過ごしやすい気候となります。
 この国はかつてサトウキビの生産が盛んでしたが、それがバナナ生産に変わり、それがこの国の主産業となっていましたが、近頃は観光業がそれにとって代わる勢いで伸びています。

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 この国を訪れるのは、ほとんどが欧米からで特にイギリスでは観光地として人気が高く、イギリス本土から直行便のジャンボ機が満員の乗客を運んできます。イギリスではこの国は日本人にとってのハワイのような存在の観光地なのです。
 セントルシアの治安は比較的良好で、美しい海と島中央のジャングルが最大の観光資源です。そしてホテルやレストランなどの観光施設が充実していますから、欧米の人々の避寒地としては理想的な国の一つです。

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 私はそんな国にしばらく滞在していたのですが、今日の写真は当時住んでいた住宅の様子を写したものです。
 住宅はタウンハウス形式で、ヨットハーバーに面していましたから、各戸に専用のヨットデッキが整備されていました。
 1枚目はそのデッキからの風景で、私は持っていませんでしたが、高価そうなヨットやクルーザーが並んでいました。

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 2枚目3枚目は、4月から8月ごろまで長く咲くフランボイヤ、日本語で火炎樹ですが、この赤色はいかにも熱帯らしく派手で、明るい南の青い空によく似合います。
 3枚目は庭にあった木に咲く花で、短時間だけ降るシャワーに濡れて美しい色を見せていました。
 これらの写真は総て古いコンパクトカメラで撮ったのですが、今見ても色もピントも現代のカメラと大して遜色もない写りです。これは間違いなく名機だと思います。

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 使用機材のカメラは Fujifilm FinePix 4500。1枚目の写真の撮影データは、焦点距離8.7mm、35ミリ版換算32mm、ISO 200、F9.8、1/549sでした。

日本 幸先のいいオオタカとの出会い

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 岐阜市近郊にある自宅の近くを散歩するのが一日の日課になっているのですが、去年の4月から勤めに出てからそれが続けられなくなり、その反動もあってこの年末年始のこの休み期間中は1日に2回は散歩するようにしています。
 今年は暖冬で12月に1度も雪が降ることなく、そのせいか散歩コースで野鳥に出会う機会が少ないように思います。これまでなら2日に一回はアカゲラに出会えていたのですが、この冬にはまだ一度も見かけていません。

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 今シーズンはそんな寂しい散歩道だったのですが、昨日の元旦の午前中の散歩でなんとオオタカに出会いました。オオタカのいた場所は散歩コースから50m程離れた農園の中にある大きな木の枝です。何と幸先のいいことでしょうか。初夢は一富士二タカ三なすびと言われますが、これは春から縁起のいいことです。
 それにこれまでオオタカとの出会いは空を舞っている場面ばかりでしたが、今回は枝に停まっている威風堂々とした姿でした。それが1枚目の写真ですが、少し遠かったのですが、やはりすごい迫力を感じます。感動しました。

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 このオオタカの写真を撮った2日前、12月29日に撮影した写真を整理していたら、トビを撮った場面の中になんとオオタカが写っているではありませんか。それが2,3枚目の写真ですが、当時は全く気づいていませんでした。場所は同じ木の枝です。2羽のトビの間にオオタカが写っているのがお分かりでしょうか。
 私はこれまでオオタカがすぐ近くにいたにも拘らず、何度も見逃していたのかもしれません。この経験から、これからはどんな場面も細心の注意を払って探鳥したいと思っています。特にオオタカを見逃すまいと。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。大きな写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 6.3、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 2020新年のご挨拶

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 新年あけましておめでとうございます。
 旧年中はご愛顧いただきありがとうございました。今年2020年もこれまで同様よろしくお願いします。
 去年は4月からフルタイムの勤めに出たことから、それまで日課としていた自宅周辺の散歩ができなくなり、野鳥との出会いが大幅に減ってしまいました。また帰宅後このブログを書く余裕もなくなり、それまで毎日更新をモットーにしていたのですが、それも叶いませんでした。
 でも週末を利用してこれまで以上にあちこちに出かけたことから、新しい体験があり、手乗りのヤマガラや、貴重な天然記念物である琵琶湖のオオワシとの出会いがありました。それに通勤途上で上空を飛ぶハヤブサを見かけることが度々ありました。
 更に勤め先の近くに用水路のような川が流れているのですが、ここで朝カワセミを見かけます。でもカメラを用意している時に限って現れてくれませんでした。
 そしてもう一つ思い出すのが、自宅隣の栗畑に設置した巣箱でシジュウカラが営巣したことでした。子供たちの巣立ちは見逃しましたが、野鳥との距離がぐっと縮まった気がして一人満足しています。
 今年もこれまで通り海外での体験や、これからの野鳥との出会いをお伝えできたらと考えていますのでどうぞよろしくお願いします。
 世界は激動していますが、世界の平和と皆様のご多幸をお祈りします。