この中米ベリーズ国の、最大の都市の住宅地にある自宅周りは、広い空き地がたくさんあり、それらの豊かな緑と共に、土地が低いことから運河や沼地等、たくさんの水辺があります。
そこを週末に散歩するのですが、出かけるときはいつでも、予期せぬ動物たちとの出会いのために、必ず一眼レフに大きな望遠ズームレンズを付けて持ち歩きます。
こちらに来た当時に比べ、道路側溝に蓋がされるなど自然の水辺が失われつつありますが、それでも未だに思わぬ鳥たちとの出会いに恵まれることがあります。
今日の写真は、散歩の折り返し地点の橋の上から、岸辺のマングローブの森の中にたたずむ Common Black-Hawk (コモン ブラックホーク)で、何やらじっと地面を見つめていました。ネズミかヘビなどを待ち構えていたのでしょうか。
このタカ、いつまで待っても動かなかったことから、動きのある写真をあきらめ、帰途についたのですが、その途上で、頭の真上を横切って行くのを撮ったのが下の小さな写真です。先ほどのと同じ種類のタカですが、やっぱり飛んでいる姿は格好いいですね。体と翼の大きさのバランス、黒い体色に尾羽の目立つ白色の線模様など、タカの中でも特に見栄えがします。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。