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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

待ち伏せて撮るシジュウカラ

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 野鳥撮影の場合は、何と言ってもまず撮影対象の野鳥を見つけなくてはなりません。次にその野鳥を見つけたなら、できるだけ近づかなくては良い写真が撮れません。
 世界のあちこちで野鳥の撮影をしてみて思うのは、海外に比べて日本の野鳥は警戒心が強く、容易に人を近づけさせません。カモ類などは特に顕著ですが、やはり普段狩猟の対象になっているからでしょう。残念なことです。
 ですから、日本の野鳥を撮影するには忍耐と工夫が必要になります。それに多分機材もワンランク上が必要かもしれません。
 撮影の工夫の一つに、野鳥は大抵は毎日決まったルートで餌探しをするそうですから、それを利用する手があります。つまり待ち伏せです。
 今日の写真は、冬になるとシジュウカラが自宅の庭木を訪れることが分り、その時間に待ち構えて撮った一枚です。
 ジュウカラは目の周りの羽毛が黒く、目も黒いことからキャッチライトが無いとどうも写真が締まりません。今日のは何とかそれが入っています。
 日本の野鳥は体色がどちらかと言えば地味ですが、そこがまた日本的で、また愛くるしい姿の鳥が多いですね。

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 カメラはNikon D7000に、レンズはTamron SP70-300。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換405mm、ISO500、F7.1、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。