今日の写真は先週の日曜日に、この中米B国の最大の都市の住宅地にある自宅庭から撮った一枚です。
この国の空にはいつも鳥が舞っています。それは大抵、日本のトビ程の大きさのハゲワシ、或いはコンドルと呼ばれる猛禽なのです。彼らは動物の死骸を空から探すのですが、これだけの数の彼らが生きていられるのは、それだけ死骸が多いということのでしょう。確かに幹線道路を走ると、毎回必ず交通事故に遭った野生動物の死骸を複数見つけますから、その数は決して小さくありません。
こちらに来た当初に比べて、今ではそんな数の多いコンドルは珍しくもなんともないのですが、それでも空を見上げるのは、彼らに混じって時々、今日の写真の Common Black-hawk (コモン ブラックホーク)が飛んでいるからです。このタカは、コンドルに比べてその飛ぶ姿がとても美しく、いつでも見たくなります。
今日の写真も、小さな写真にある通り、コンドルのすぐ近くにブラックホークがいました。ブラックホークはコンドルに対してなのか、口を大きく開いて威嚇しています。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F9.0、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。