写真生活 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ゴミの中の野生

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 この中米B国の、最大の都市の住宅地にある自宅周辺は、たくさんの水場があり、街中にもかかわらず多くの野生生物を見ることができます。週末に近所を散歩するのは楽しみなのですが、同時に嫌な景観も見なくてはなりません。
 それは住民が出す大量のゴミです。ゴミ収集のシステムはあるのですが、ゴミをところ構わず捨てる習慣は根強く、道路脇や空き地、水路にゴミが溢れています。
 特によく目につくのが、水に濡れたゴミで、それはとても汚らしく見えます。種類で多いのは、ビールの空き瓶、昼食の弁当箱などに使う白い発泡スチロールの器、ペットボトル、レジでもらう買い物袋など、プラゴミの類です。
 それらがこの住宅地に縦横に掘られている運河の水面を覆っています。ひどい所では流れだまり、吹き溜まりなどで20m×20m程にまで集まり、そこでは水面が見えません。

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 今日の写真、この辺りの水路整備のためか、そのゴミを岸辺のマングローブもろともパワーショベルですくい上げた跡です。ごみはそのまま陸地に捨て置かれますから、乾いて風に乗り、また拡散します。
 この国でゴミは周辺に捨てるものと理解されているようで、大多数の人たちはゴミに埋もれた様を見ても気にもしません。この国で日本のように分別回収が始まるのは100年経っても無理でしょう。だって大人は誰も子に教えないのですから。この国でゴミに対する希望は、JICAが送り込むボランティアだけとは思いたくないのですが。
 週末の散歩で野鳥を撮るとどこかにゴミが写ってしまいます。今日はあえてそれを画面に入れてみました。せっかくの豊かな自然がもったいないですね。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。