写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

背景は消えゆく川岸の自然

f:id:photolifenet:20170211143639j:plain

 この中米B国の、最大の都市の住宅地にある自宅周りは、たくさんの水場があることから、そこに住む生き物たちが多く、野生生物のための自然が残されています。
 その自宅周りを週末に散歩するのが習慣となっており、そのコースは、近くを流れる川が折り返し地点となっています。
 今日の写真を撮った当時は、ここにまだ橋が架かっておらず、水草が茂る川岸を背景に写真を撮ることができたのですが、1年ほど前に車が通行できる立派な橋が開通し、この水草のある川岸が無くなってしまいました。
 この川沿いに、はこういった自然のままの姿が残っている場所がありますが、しかし、今後少しずつそういうのが無くなっていくのでしょうね。寂しい限りです。
 橋が架かる前には、この川岸から、時々ワニが水面に顔を出している場面を見ることができたのですが、橋が架かって以降見たことがありません。車でうるさくなった場所をワニは好まないのでしょう。こうして少しずつ、気が付かぬうちに野生の自然が無くなっていくような気がします。

f:id:photolifenet:20170211143458j:plain

 カメラはSony α57に、レンズはSony DT70-300。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換127mm、ISO400、F8.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。