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見逃してしまう中洲のクロコダイル

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 今日の写真は、この中米B 国のバードウオッチングで最も有名なクルックドツリー野生生物保護区で撮った一枚です。
 乾期に湖の水位が下がり、この時期中州が現れますが、そこでワニ(クロコダイル)が体を温めるため陸に上がります。この時期、ここはこのB国で最も簡単にワニを見られる場所となります。

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 ただ、ワニがそこにいると思った上で見ないと見逃してしまいます。ワニは全く動かず、体色が保護色になっていますから、遠くからでは見つけるのが難しいのです。ですから、海外からこの保護区を訪れても、せっかくの機会でもあるにかかわらず、ワニを見逃していることが多いのです。
 上の大きな写真が双眼鏡で見た感じの画像で、下の小さな写真が目のいい人が裸眼で見た感じです。これでは見逃しますよね。
 奥にいるクロコダイルの体長は優に3mを超え、手前のは多分3m弱の大きさです。彼らは人間が近づくとすぐに水の中に逃げてしまいますが、でもこの国で、毎年人のワニに依る被害が報告されています。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。