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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

首根っこを押さえているのはどっちだ

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 トンボはこの写真の種類に限らず、この様に繋がった状態でいるのをよく見かけます。更には、その2匹がとても息があったように、自由にあちこちを飛び回ります。もし一方が阿吽の呼吸で同意できていなければこんなうまく飛べないだろうと思わせる程です。

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 この写真のように、一方の尻尾が他方の頭と繋がっている時もあれば、両方とも尻尾同士で繋がっているのも見かけた記憶があります。あれは交尾の最中だったのでしょうか。
 するとこの写真の繋がり方は、一方が他方の首根っこを押さえているように見えます。その行為の意味を想像するに、交尾前の大事な相手を誰にも渡すまいとす手元に置いておくこと、或いは、交尾後の自分の遺伝子を確実に受精するために、しばらく捕まえておくということが考えられます。そう考えれば、首根っこを押さえている前がオスで、逃げられない後ろがメスということになります。
 でも自然界って我々が考えるほど単純ではありませんから、我々の想像を超えた理由により、前がメスで後ろがオスかもしれません。大抵首根っこを押さえられるのは、人間の世界ではオスですから。
 写真は中米B国の、最大の都市の住宅地にある自宅近くで撮りました。とても小さいのですが、こんなきれいなトンボがたくさん飛んでいます。下の小さな写真は、近くにいた、ひれに特徴のあるきれいな魚です。

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 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます 。