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写真生活 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

背景は戦いの歴史の遺跡

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 カリブ海の島国セントルシアは、西インド諸島に位置し、これらの島々は、かつてヨーロッパから中南米に向かう交通の要所でした。
 この辺りは雨期になるとハリケーンが発生しやすく、また水や食料の調達のために避難したり、補給の場所がどうしても必要なのです。帆船による航海の時代にはこれはまさに死活問題で、西インド諸島の中でもセントルシアルはどうしても押さえておきたい島でした。

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 なぜなら、数ある群島の中でも位置的に重要であるばかりでなく、ハリケーンから非難するための山に囲まれた天然の良港があり、深いジャングルによる、年間を通じて豊富な水があるからです。
 フランスとイギリスは国を挙げてこの島の領有権を手にしようと、17世紀から18世紀にかけて長年戦い、最後にはイギリスが獲得しましたが、多大な犠牲と共に、この島の領有権は何と14回も書き換えられたのです。
 今日の写真は、そのかつてのイギリス軍が建設した軍の施設で、今ではこの国の貴重な観光資源として保存されている遺跡を背景にしました。天国のような平和なこの島で、戦いの歴史を物語る遺跡を見る度に複雑な思いに駆られます。

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 カメラはOlympus E500に、レンズはキットで付いてきた14-45mm。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換58mm、ISO100、F5.0、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。