今日の写真のレンズは、これまで何度もこのブログに登場している望遠ズームです。レンジは70mm-300mmなのですが、望遠端の解像力は低く、F8に絞っても大して変わりません。野鳥写真をできるだけ鮮明に撮りたいときには使わないほうが無難です。
ところがこのレンズ、低レンジの70mm-170mmぐらいの間の描写力は素晴らしく、撮れた写真を見て驚くこと間違いなしです。解像力がいいというだけでなく、画面につやというか華やかさがあるのです。
このレンズを300mmまでの望遠ズームレンズとしてでなく、70mm-200mmの3倍ズームと割り切って買えばお買い得感があります。
写真の場所は、中米コスタリカの首都サンホセの、ちょっと古い住宅地にある緑地広場で、自宅から歩いて3分ほどの所です。こんな住宅地でも結構な種類の野鳥を見ることができるため、その撮影機会を逃すまいとレンズはいつも望遠ズームを付けて行くのです。
背景の植物が熱帯ぽいですね。それにしてこのレンズ、これくらいのレンジだと本当に素晴らしい描写を見せてくれます。
カメラはSony α700に、レンズはSigma 70-300 DG Apo。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算202mm、ISO200、F4.5、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。