写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

嵐の後の橋の上

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 この中米B国で、初めてのハリケーン襲来の経験は思い出深いものになりそうですが、今から思うと街の被害の様子をもっと写真に収めておくべきだったと少し後悔しています。
 そのハリケーンが通り過ぎた最初の週末に、日課にしている自宅近所の散歩に出かけました。やはりあちこちで屋根を飛ばされた住宅が目に付きます。お気の毒としか言いようがありませんが、中にはすでに修復を始めている家もあり、それらは日本の家屋のように凝った造りではありませんから、原状回復は早いと思います。

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 さて散歩折り返し地点の橋から見る風景は、様子がだいぶ変わっていました。最も目に付くのは川の両岸にあるマングローブの森の樹木の葉が8割以上飛ばされて無くなっていることです。下の小さな写真で良く分かるのですが、濃い緑に茂っていた壁がスカスカです。中には幹の折れた木もあります。
 ただ、マングローブは街路樹に比べて強いのか、根元から倒れている木はなく、幹や枝の折れ具合も街路樹に比べて少ないように思います。さすがに海岸に育つマングローブは強靱で、これはもしかしたら良い防風林になるのではと思いました。
 大きな写真は、光線の状態が良かったせいか、光が良く回り込み、コンパクトカメラとは思えない程良く撮れています。画面に透明感がありますね。

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 カメラはCanon Power-Shot S95。大きな写真の撮影データは、焦点距離7.5mm、35mm版換算の37mm、ISO200、F4.5、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。