今日の写真の鳥は、Barred Antshrike (バレッド アントシュライク)で、この鳥は変わった習性の持ち主です。
彼は肉食性のアリの行列を見つけ、そのアリたちが追い出した昆虫をとらえて餌にするのです。ですから彼は割と地上に近い幹や枝の上で、じっと地面を見つめていることが多いのです。
虫たちは、アリから命からがら逃げたと思ったら、そこにはもっと怖い敵が待ち構えているいることになり、彼らにとってアンツシュライクは悪魔のような鳥に思えるはずです。
今日の写真をよく見ると、アンツシュライクの頭には逆立つような羽毛があり、それは正に悪魔のツノを連想させ、この鳥の所業にぴったりの面構えに見えます。やはりその非情さが顔に現れるのでしょうか。野生の世界に温情はありませんね。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換450mm、ISO1,250、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。