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背景は桜田門の外側

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 今日も皇居の話題です。昨日お伝えした桜田門は、皇居に数ある門の中で、その石積みが特に立派で精巧という訳ではないようで、多分平均的な造りなのだろうと思います。
 皇居の施設内にある看板の説明によれば、大手門から入ったところにある中之門には、江戸城の中でも巨石が使われているとのことで、それに比べると桜田門の石積みは平均的な大きさの石材と造りのようです。
 その平均的な石積みさえ今日の写真でもお分かりの通り、石材は大きく、その積み方は精巧を極め、石と石の間に隙間は全くありません。まさにカミソリ一枚入らないのです。これでは忍者でも、足掛かり手掛かりがなく登れません。

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 一定の形にしたレンガを積むのであれば、その精巧さも可能かと思いますが、この石積みは一個一個が全く違う形をしているのです。江戸時代の初期にこれを実現したのですから、その技術たるや本当に凄いですね。一見の価値あります。
 下の小さな写真は、桜田門の外から見た門の一部ですが、美しい姿ですね。

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 カメラはCanon Power-Shot S95。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.0mm、30mm版換算の焦点距離34mm、ISO200、F4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。