今日の写真は、岐阜市郊外にある自宅から、山間部に向かって少し行った所にある根尾谷断層です。下の小さな写真の画面中央部に、見たところ高さ3mほどの段差がありますが、これが濃尾大震災の際に出来た地層のずれです。ずれの最大高さはもっとあると思いますが、同地にある断層資料館で確かめてください。資料館の中には、地層のずれをはっきりと見られるトレンチ(穴)が掘ってあります。
この箇所では縦のずれがありますが、ここから南部に少し行った所に、断層の横ずれが見られる場所があり、そこでは田のあぜ道がかぎの手にずれています。なかなか興味深いですね。
さて大きな写真は、その断層公園で見かけたシメです。割と近くで捉えることが出来たのですが、撮れたのはこの一枚だけでした。この日は曇り空だったため発色がいまひとつなのが残念です。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。