春になって野に花が咲くと、たくさんの虫たちが現れ、我々の目を楽しませてくれます。そしてその虫たちを花と一緒に写真に撮るのは楽しい作業です。
岐阜市近郊にある自宅周辺を散歩しながら、道端の目についた虫たちを撮るのですが、そんな中でこれまで見たこともない種類に出会うことがあります。虫に興味のある方たちならそれほど珍しい種類ではないかもしれませんが、私にとってはどれも初めて見る虫ばかりです。
今日の2枚は、やはり散歩途中で見かけた種類で、上の大きな写真はタンポポに長いくちばしを差し込んでいますからミツバチの仲間なのでしょうね。見かけは我々を刺すアシナガバチのような怖い形ですが。それに写真をよく見ると、口元には牙のようなものがありますから肉食もするのかもしれません。このハチ、どう見てもおとなしいミツバチには見えません。
下の小さな写真も、タンポポに取りついて蜜を吸っているように見えます。体はとても小さく、そして全体が黒色です。これもやはりミツバチの仲間でしょうか。
このような虫の写真は、50㎜焦点距離の標準マクロレンズではなかなか難しいと思いますが、そんな時、300㎜の望遠マクロレンズは重宝します。それにこのレンズ、今日の写真を見てもお分かりの通り描写に文句ありません。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズは Sigma AF300mm Apo Tele Macro。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F7.1、1/1,600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。