岐阜市近郊にある自宅近くを、去年の10月に海外から帰国以、来毎日のように散歩しているのですが、新緑の季節になってからは野鳥を見る機会がぐっと少なくなっています。
今見られるのは、ホオジロ、ヒヨドリ、カワラヒワ、キジバト、たまにウグイスで、これに加えてスズメ、カラス、そしてトビですが、この面々では、機会があればカメラを向けるのですが、正直あまり写欲がわきません。
この野鳥と出会う機会が少ない今の時期、カメラを持って出かける最大の目的はキジですが、河原沿いや、柿畑のある散歩道に人がいると彼らは決して現れません。とても用心深いのですね。
そんなこの頃の散歩ですが、今日はその散歩道に運よく人がいませんでした。そしてやっぱりという感じでキジに出会ったのです。
写真はその時の一枚で、残念ながら今日もキジが先にこちらを見つけ、よって先手を取ることができず、餌を採っていた柿畑から藪の中に逃げ込む場面となりました。でもキジは何を思ったのか、この写真の態勢で1分ほどじっとしていました。おそらくこちらの様子をうかがっていたのでしょう、そしてこちらが立ち去らないとあきらめたのか、この後藪の中に消えました。
見る度に思うのですが、キジは本当にきれいですね。どうしてこんなにきれいな鳥を狩猟の対象にするのでしょうか。
今日の写真は、美しい全身をこれまでで最もきれいに撮れており、とりあえず一安心です。
下の小さな写真は、散歩道に咲いていたアサガオのような花ですが、ピンク色がとてもきれいです。もうすっかり夏なんですね。
使用機材のカメラはSony α77Ⅱに、レンズは Sony 70-300 SSM G。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 1,000、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。