写真生活 on Line

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オールドレンズの旅 Minolta AF24-105 F3.5-4.5

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 今日の写真は去年の秋に、岐阜市郊外にある自宅近くのイチョウの畑で撮った二枚ですが、時間は11月17日の午後3時過ぎです。日本の秋の午後の穏やかな日差しを感じていただけるでしょうか。
 明るい順光で撮る写真は絞りが絞り込まれ、早いシャッタースピードが可能になりますから、対象物を鮮明に捉えることができ、またレンズ鏡胴内、ガラス表面での光の反射が小さくなりますからコントラストも高くなり、更に先鋭さが増します。

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 こうなるとレンズの個性というか特性が出にくくなりますから、どのレンズで撮っても似たような写真になり、レンズ好きにとっては面白みは小さくなるかもしれません。
 ではどのレンズで撮っても見分けがつかないほどに似ているのかというとそうでもありません。そんな中でも最も差が出るのは発色で、また同時に、レンズが持つ特性の一つであるボケ具合にも差が出ます。
 発色はその場の現実感というのかリアリティの違いになり、ボケ具合は立体感となって現れます。無論これらの要素が絡み合ってその写真の印象が造られていくのだろうと思います。
 あらためて見る今日の写真、被写体の主題はくっきりと写って背景から浮き上がり、また衣服は単色ですがグラデーションによる立体感が感じられます。
 背景のイチョウの木は、近い方から遠い方に自然にぼけており、それによる奥行きと共に、実際に見ているようなリアリティを感じます。
 この写真を撮った古いミノルタのズーム、なかなかの名レンズだと思います。この写真をライカのレンズで撮ったといってもだれも疑わないのではというのは言いすぎでしょうか。写真をぜひ拡大してみてください。
 下の小さな写真は、イチョウ畑のすぐ横を走っている樽見鉄道で、秋の紅葉の里を走る列車はなかなか趣があって私は好きです。こちらは24㎜で撮っていますが、四隅の光量落ちが目立ちますね。

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 撮影機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは Minolta AF24-105 F3.5-4.5。大きな写真の撮影データは、焦点距離35mm、35ミリ版換算35mm、ISO400、F4.5、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。