写真生活 on Line

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コスタリカ 背景はサンホセの街角 (狂った露出)

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 コスタリカの首都サンホセに住んでいた頃、この国は中米にしては比較的治安が良く、国内で最も治安が悪いと言われる首都のサンホセでも、危ない場所にさえ近づかなければ自由に歩くことができます。
 赴任当初は治安状態がよく分からないことから、週末のダウンタウンの散歩は恐る恐るでしたが、そのうち状況が分かってくると、一眼レフのカメラでも持って歩けるようになりました。

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 私の散歩コースである中心部に設けられた歩行者天国は、ブロックごとに警官が立って警戒に当たっていることが多く、事件は起こりにくいと思いました。2年間の滞在中ほぼ毎週末ここを訪れましたが、事件らしい状況は一度も見ませんでした。
 そんな気軽に歩ける歩行者天国で、街の様子を背景にしたスナップポートレートを毎回撮ったのですが、気になるのがこの時の露出です。
 下の小さな写真がプログラムオート、JPEGで撮ったオリジナルですが、明らかに露出が大幅にアンダーで、顔が黒くなっています。それで露出は画面のどこに合っているかというと、多分ベージュ色の帽子です。設定の測光方式はマルチでしたがその効果は全く表れておらず、帽子かまたは背後の空の明るさに引っ張られた形になっています。これではマルチ測光の意味がありません。
 大きな写真は、この露出アンダーのオリジナルをPICASAを使って修正したものですが、大事な一枚がこんな結果ではがっかりです。でも考えようによっては、もしこれが逆にオーバー露出で大部分が白く飛んでいたら、その部分のデータがないことになり救いようがありませんから、狂うのであればアンダーの方がまだましです。
 この後カメラの進化によってこの問題は解決され、α57からは顔認証で露出を決めるようになり、顔が黒くなるような失敗は全くなくなりました。

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 使用機材のカメラはSony α100に、レンズは Minolta AF24-105 F3.5-4.5。大きな写真の撮影データは、焦点距離50mm、35ミリ版換算75mm、ISO 100、F7.1、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。