写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 湖畔の鳥たちの静かな風景

f:id:photolifenet:20170810204436j:plain

 中米の国ベリーズは、日本ではほとんどなじみがないのですが、とても自然豊かな国で、雨季には少し減りますが、一年を通じてたくさんの観光客がこの国を訪れます。
 オーストラリアに次いで世界第二位の規模を持つといわれているカリブ海の美しいサンゴ環礁では、世界遺産のブルーホール、シュノーケリング、ダイビング、そして釣りを楽しむことができ、紀元前からの歴史を間近に見ることができるマヤ遺跡のピラミッドの訪問、そしてジャングルや湿地で、野生生物が見せる雄大な自然を体験することができます。

f:id:photolifenet:20170810204451j:plain

 今日の写真は、ベリーズ最大の都市ベリーズシティから車で1時間ほどの所にあるクルックドツリー野生生物保護区で撮った鳥たちです。
 乾期になると、この保護区にある湖の水位が下がり、周辺から何万羽という鳥たちが集まる様は見ごたえのある景観で、ベリーズ観光の目玉の一つですが、それ以外でもこの湖では野生動物が作り出す様々な場面を楽しむことができます。

f:id:photolifenet:20170810204506j:plain

 ミサゴや大型のカワセミが水面に飛び込み漁をする場面はとても見ごたえがありますが、今日の写真のように、中州で一休みする静かな落ち着いた鳥たちの一場面も絵になります。
 下の小さな写真は、保護区内の村で一年に一度行われる魚祭りに合わせ、漁師たちが網で魚を取っている場面で、背景の中州にはたくさんのウに交じって、アメリカンホワイトペリカンの姿も見えます。その下の写真は、湖上空を舞うペリカンたちです。
 この保護区には2軒のインターナショナルクラスのホテルが湖畔にありますから、気軽に雄大な自然を楽しむことができます。次の訪問地の候補にいかがでしょうか。

f:id:photolifenet:20170810204531j:plain

 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F10.0、1/1,600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。