写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景はジャングルのホテルの展望デッキ

f:id:photolifenet:20170831203320j:plain

 中米の国ベリーズは、今でも多くの自然が残されており、国語が英語であること、中米の国にしては治安が比較的良いことなどから、欧米からの観光客が多く訪れます。
 ベリーズには手つかずではないのですが、うっそうとした熱帯雨林が残されており、その中に建つマヤのピラミッドもは神秘的で魅力的ですが、また同時にそこに住む野生の動物たちも観光客を引き付けます。
 ジャングルの中にはリゾートホテルが数多く建てられており、そのどれもが野生の自然と触れ合えるように工夫され、それが大きな魅力となっています。

f:id:photolifenet:20170831203403j:plain

 今日の写真は、この国最大の都市ベリーズシティから、西へ車で2時間ほどの場所にあるホテルで、地方の集落の中に建っているのですが、敷地が広く建物周辺は熱帯雨林となっています。
 ホテルの建物の一角には地上4mほどの高さにデッキが設けられており、今日の大きな写真に写っているとおり、そこの手すりの横に野鳥を集めるための餌台が造られています。
 この餌台には沢山の野鳥が訪れますから、ホテルの観光客はジュースや酒などのホテルのサービスを受けながら、椅子に腰かけ優雅に野鳥を観察できます。
 周りはジャングルですから自身で歩いて探鳥するのが楽しみではあるのですが、枝葉が密過ぎて見つけるのは結構難しいのです。
 でもデッキにいれば珍しい鳥でも向こうからやって来ますし、周りの樹木は適当に間引きされており、またデッキが高いことから通過する鳥でも見つけやすいのです。多分ジャングルを歩くより、このデッキの方がよほどたくさんの野鳥を見る機会があるです。

f:id:photolifenet:20170831203425j:plain

 下の小さな写真はいずれもこの餌台を訪れたアラカリやキツツキです。またこの餌台目当てでなく、この周辺を訪れる野鳥は一日に10種類以上で、その中には美しいトロゴンも含まれています。日本にもこんなホテルがあるといいですね。
 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離100mm、35ミリ版換算150mm、ISO 800、F6.3、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。