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セントルシア 遺跡砦にて

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 このブログ上で10月16日にお話しした、カリブ海の島国セントルシアの話題の続きです。
 この島最大の観光地のロドニーベイ地区にあるピジョンアイランド国立公園は、かつてイギリス軍が造った軍の施設が遺跡として保存され、この国有数の観光名所となっています。
 しかし、メンテナンスの予算が十分でないのか、石積みのあちこちに痛みがみられ、遺跡が崩れかかっているのは残念です。

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 その遺跡の最大の見どころが、園内の2つの丘の一方にある見張り台の砦です。非常に急峻な崖の上に建てられており、四方は低いのですが非常に厚い石壁で囲まれ、床は石畳となっています。そして一角には地下に通ずる弾薬庫かと思われる部屋があり、またその近くに水を貯めるためと思われる、井戸のような大きな穴が作られています。それらの施設を見ると、当時の砦としての機能が想像されます。
 大きな写真には、四方を囲む低い石壁と、背後に地下室用の屋根の一部が見えています。下の小さな写真は、この砦にいくつかある大きな大砲が一門写っており、写真からもこれが非常に重い物であることが想像できます。
 この重い大砲を、四方が崖のようなこの砦の上に引き上げたのですから、戦争に費やす人のエネルギーはすごいと改めて思います。
 今は、そして多分昔からも、砦からの眺めはこんなにも美しく平和な景色ですが、ここで戦争をしなくてはならなかった時代に生まれた人々を心から不憫に思います。

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 使用機材のカメラはSony α100に、レンズは Sony DT18-70。大きな写真の撮影データは、焦点距離18mm、35ミリ版換算27mm、ISO 100、F10.0、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。