中米の国ベリーズは熱帯の国ですから、温帯地方の日本では見られない鳥たちがたくさん生息していますというお話を昨日したのですが、今日はその続きです。
この国最大の都市であるベリーズシティは、自然がたくさん残っていることから市内においても、こんなのが街にいるとと思われるような野鳥にまで出会うことがしばしばあります。
そしてもちろん都市を離れて郊外に出れば、更にたくさんの鳥たちに出会うことができます。
当時私たちが住んでいたベリーズシティの住宅地から、車で20分ほど走ると、この国最大のベリーズ川に沿ってうっそうとしたジャングルが続く場所があるのですが、その風景に触れると、そこには何か見たこともない鳥がいるのではと期待感が高まります。
今日の写真はそんな場所で出会った Squirrel Cuckoo (スキレル カックー)ですが、この鳥は市内の自宅敷地にも訪れることがあることから、私には特に珍しい鳥ではないのですが、一般的ではありません。でもここではこういった鳥たちに頻繁に出会うことができるのです。
更に特筆すべきは、彼らがとてもフレンドリーで、人がある程度に近づいてもそれほど警戒することがないことです。
この写真のカッコーも、道路脇のブッシュにいたのですが、私が車から降りて、カメラを持って3mほどに近づいても逃げる気配はなく、ほとんど気にしていませんでした。
こういった野生と人との関係ってうらやましいですね。
使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F6.3、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。