鳥の写真は、彼らの飛んでいる姿が最もフォトジェニックでインパクトのあるものだと思います。しかしあまりに小さな鳥の飛ぶ姿は撮影が難しく、ものにできるチャンスはほとんどないのですが、でも時々小さなカワセミの飛翔姿を見事に捉えている写真を目にします。
あれらは初めて出会ってたまたま撮れたということは難しいと思うことから、多分何度もトライして得た成果だろうと思います。
時には水中で魚をくわえる瞬間を捉えたものまであり、貴重な写真ではあるのですが、でもあそこまでいくと撮影のために鳥たちの生活の邪魔をするような、行き過ぎた行為ではないかと思ってしまいます。
今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅近くの散歩コースで捉えたマガモの飛翔姿ですが、このマガモたちは私が脅したために飛び立ったのではなく、川沿いを歩いていた時にたまたま下流から飛んできた一団でした。下流と言っても彼らのスピードからして近くから飛び立ったものと思います。
水に静かに浮かぶ水鳥たちの写真は、それはそれで魅力的ですが、こうして飛ぶ姿は、水上での彼らの静かな時に比べて、全く違う美しい一面を見せてくれます。鳥はやはり飛ぶ姿が最も美しいですね。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F4.0 1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。