写真生活 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 ヒバリのさえずりと保護色

f:id:photolifenet:20180415212046j:plain

 今日の写真は今年3月14日に、岐阜市近郊にある自宅周辺を散歩した際に出会ったヒバリです。
 ヒバリは野の雪がすっかり解けて、これから本格的な春に向かおうとする頃に、どこからともなく現れて大きな声でさえずりながら空高く舞います。
 このヒバリの騒がしいまでのさえずりが聞こえると、ウグイスのさえずりを聞いたときよりも、場合によっては春を感じます。

f:id:photolifenet:20180415212100j:plain

 それはどうしてかと思うに、ウグイスのさえずりを聞いてもあまり春らしい情景を思い浮かべることはないのですが、ヒバリの場合ははっきりと、明るい春の畑が脳裏に浮かぶからです。
 ヒバリの体色は枯草がある野の中で、動かない限り見つけるのが難しいほどに素晴らしい保護色をしており、敵を欺くには都合の良い体です。

f:id:photolifenet:20180415212115j:plain

 しかし彼らは3枚目の写真のように空の一点に留まって、遠くまでよく聞こえるさえずりをして自身の存在を周りにアピールします。その鳴き声は、彼らがさえずっている畑から400メートルほど離れている自宅でも良く聞こえます。
 そうやってヒバリ仲間に対する縄張りの誇示をすれば、当然敵にも目立ち危険を誘うのですが、でもいった地上に降りてしまえば、素晴らしい保護色によって見つからないという自負があるから、こういった大胆な行動をするのでしょうか。真相は分かりませんが、生き物の習性とは面白いものですね。

f:id:photolifenet:20180415212437j:plain

 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F5.6、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。