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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 不気味な赤い実

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 中米のベリーズに住んでいた頃、自宅はこの国最大の都市の住宅地にありました。そこから車で20分ほど郊外に向けて走ると、うっそうとしたジャングルが見られる場所があります。

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 そこは既に人々が入植し、適度に開発が行われているのですが、それでも他の地域に比べて森が多く残されています。その理由はこの辺りを流れるこの国最大の河川ベリーズ川に近いことから、雨期になって川の水かさが上がると、広い範囲が水に浸かるため開発が進まないからです。
 自然が多く残されている場所は、他では見られない生き物や植物が生息していることから、ここでは時には珍しい野生に出会うことがあります。

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 今日の写真はそんな場所で見かけた植物で、まるで刺に守られた木の実のように見えます。私は防衛本能が働くのか、うかつにこれに触る気がしません。でも植物にとっては、実を食べてもらって、その中にある種を遠くに運んでもらいたいはずですから、これを食用とする動物にはこれが魅力的な餌に見えるのかもしれません。
 2枚目、3枚目の鳥たちは、この赤い実を見た近くで見かけた野鳥たちですが、いずれも黄色い羽毛が印象的な種類です。
 この自然界の色について、どんな秘密が隠されているのでしょうか。木っと深い訳があるはずです。

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 使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。