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ベリーズ 郊外で見られる Acorn Woodpecker (エイコーン ウッドペッカー)

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 中米の国ベリーズは熱帯地方に位置することから、一年中緑に覆われたジャングルがあります。そのジャングルのおかげで多様性がはぐくまれ、様々な野鳥が生息しているのですが、中でもキツツキ類は10種類以上がベリーズ内の鳥として図鑑に紹介されています。
 日本でのキツツキ類は、コゲラアカゲラオオアカゲラアオゲラヤマゲラクマゲラの6種が良く知られています。
 私はベリーズに住んでいた頃、当地で7種類のキツツキを確認しましたが、その数は既に日本のキツツキの数を超えています。それほどにこの熱帯のベリーズにはキツツキの数が多いのだと思います。

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 今日の写真の Acorn Woodpecker (エイコーン ウッドペッカー)は、都市部の街中でも見られるゴールデンフロンテッド ウッドペッカーと並んで生息数が多く、よく出会うことができるのですが、しかし都市部の街中で見ることはなく、でも都市部郊外の村落部では普通に見られます。
 この鳥もゴールデンフロンテッド ウッドペッカーと同じように、道路脇の電柱に営巣することが多く、それが常に村落部内であることから、スズメと同じように、人間の近くで生活する習性があるようです。
 それとこのキツツキの大きな特徴は、幹に穴を掘り、大好物のドングリを貯蔵することで、その習性から日本名はドングリキツツキと呼ばれます。
 写真の場所は、ベリーズシティから車で1時間ほどの距離にあるクルックドツリー野生生物保護区内です。

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 使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 800、F 5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。