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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 総督の館

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 カリブ海の島国セントルシアは、東インド諸島に位置し、国土面積は日本の淡路島ほどの大きさの約600平方キロメートルの大きさですから、分かりやすく言えば縦横20㎞×30㎞といった小さな国で、人口は約16万人。
 首都は島の北部にあるカストリーズで、その人口は約6万人と、全人口1/3以上が集まっています。日本から見れば少ないのですが、街は、2枚目の写真の通り3方が山に囲まれ平野が少ないことから、市街地は人が多く、いつも活気にあふれています。また住宅は山の斜面に張り付いたように広がっています。

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 この国の産業はバナナの栽培が盛んですが、最近は観光業が伸びており、島のあちこちでホテルやゴルフ場などの開発が進んでいます。森を切り開いて開発が進むのがいいのか、一方で島の人たちがそれで豊かになるのであればと、答えは難しいところです。
 1枚目の面写真は、2枚目の写真の風景を眺める丘の上に立つ総督の館です。そこに住む総督はイギリス女王の代理で、セントルシア人が勤めています。セントルシアの元首は今でもイギリス女王で、この国の通貨のお札には彼女の肖像が描かれています。無論セントルシアは独立国家ですが、その国に今でも権威を示すイギリスはすごい国ですね。

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 使用機材のカメラは Olympus E500、レンズはキットで販売された 14-45mm。大きな写真の撮影データは、焦点距離39mm、35ミリ版換算78mm、ISO 100、F8.0、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。