写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ アルツンハ公園の Ivory-billed Woodcreeper(アイボリービルド ウッドクリーパー)

f:id:photolifenet:20180908211635j:plain

 中米の国ベリーズのこの国最大の都市、ベリーズシティに最も近く、市内中心部から車で1時間ほどの所にあるマヤ遺跡公園アルツンハは、園内にいくつかのピラミッド遺跡が建ち並ぶ貴重な歴史遺産でありながら、手軽に訪れることのできる人気の観光スポットです。
 この遺跡公園は集落が近くにあり、公園に続く道路に民家が点在するのですが、周りは緑濃いジャングルですから、遺跡観光が楽しめると共に、この国でも有名なバードウオッチングの場所でもあるのです。

f:id:photolifenet:20180908211649j:plain

 でもヘビーなバードウオッチャーはこのような人家が近くにある場所よりも、もっと人里離れた奥地を目指すのですが、以外にも苦労に見合っただけの野鳥を見られるという訳ではなさそうです。現地のガイドによれば、このアルツンハでは苦労なく多くの野鳥を見ることができるということなのです。
 そんなアルツンハ遺跡公園で見かけたのが今日の写真の Ivory-billed Woodcreeper(アイボリービルド ウッドクリーパー)で、日本でいうキバシリの仲間だと思います。ネットで調べてみるとオニキバシリ亜科となっていました。

f:id:photolifenet:20180908211659j:plain

 このキバシリは、ある時など我々が歩いているすぐそばの立木に来て、幹を上方走りながら餌を探し始めるという風に、人間をほとんど怖がりません。こちらから彼に近づいてもほとんど気にせず、餌探しに夢中になっているのが普通です。総じてこの国の鳥たちは人間をあまり恐れません。
 日本でキバシリを見たことがないのですが、この国ではこういった珍しい鳥たちに容易に出会えるため、バードウオッチングのやりがいがあり、楽しめるのです。

f:id:photolifenet:20180908211619j:plain

 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。