今日の話題は昨日に続いて大阪城です。
大阪城を訪れて真っ先に驚くのはその素晴らしい石垣で、使われている石の大きさ、隙間の無い正確な積み方、角部の曲線の美しさなど、日本の石積みの技術が最高潮に達したその証明がこの大阪城なのだと思わせます。
場内の説明によれば、現在われわれがみている石垣は、豊臣秀吉が築いた石垣ではなく、のちに徳川幕府が造ったものだそうです。この辺りを詳しく知りたいのですが、それは後の課題にしておきます。
今日の写真の一枚目と2枚目は、大手門右手の外堀の風景ですが、ここの石垣は角部はもちろん正確に積まれていますが、それ以外の場所も非常に規則正しく、面がピシッと合った見事な石垣で、名古屋城のものとは比べ物にならないくらいにきれいに積まれています。江戸城でもここまできれいには積まれていません。
それにしてもこの外堀の広さ、本当に驚きです。これを機械の無い時代に人が造ったことが信じがたいことです。
これまで海外で素晴らしい建造物を見る毎に感動していたのですが、この城の石垣を見ると、エジプトやマヤのピラミッド、ヨーロッパの石造りのお城に決して引けを取らない偉大な建造物だと新たに感動します。
3枚目は大手門の風景ですが、まさに時代劇の世界ですね。これからも大阪城を何度も訪れたいと思っています。
使用機材のカメラは Panasonic Lumix FX60。大きな写真の撮影データは、焦点距離4.5mm、35ミリ版換25 mm、ISO 125、F4.5、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。