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日本 イチョウ畑の昆虫

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 岐阜市近郊にある自宅近くに、畑にイチョウの木を植えた場所があります。銀杏を栽培していると思うのですが、地面には一面に実が落ち、拾った様子がありません。もしかしたら、畑をイチョウの木畑に変えたものの歳を取ってため、それも管理できなくなったのかもしれません。

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 この辺りでは、岐阜市内中心部まで車で30分ほどの距離で、おまけに樽見鉄道で大垣まで40分の場所ですが、それでも過疎化と少子化の波は進んでおり、農家は後継ぎがなく困っています。
 かつてはこのあたり一面は田んぼが広がっていたのですが、それが柿畑になり、その柿さえも跡継ぎの問題から栽培が困難となり、多くの木が切り倒され、栽培面積は20年前の半分ほどになっています。
 これから日本の里山はどうなっていくのでしょうかと、先日近所の人と話したのですが、この辺りはいずれ原野となり、サルやシカなど獣だけが住む土地になるだろうと言っていましたが、あながち冗談ではない気がします。

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 さて今日の写真ですが、1枚目は道端の野草の上にいた、アブの仲間でしょうか、目が特徴的な美しい姿をしています。2枚目はミツバチで、彼らはこの辺りの名産の柿の受粉に貴重な昆虫です。
 3枚目がイチョウの木の畑で、多くの銀杏が落ちていました。誰も拾わないのはもったいないですね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.5、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 このカメラ、マクロでこれだけ写れば文句はないですね。