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ベリーズ 雨期に増える White Ibis (ホワイト イビス 日本名シロトキ)

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 中米の国ベリーズは熱帯地方に位置し、一年を通じて暖かく、季節は乾季と雨期の二つだけです。雨期には雨が多く、ハリケーンが襲来するのもこの時期です。
 反対に乾季になると雨が少なくなり、土地は乾燥して埃っぽくなり、陽射しが強く暑い日が多くなります。ベリーズは北回帰線の内側にありため、太陽は頭上を2度通り過ぎますから、晴れた日は陽射しが強烈なのです。
 この雨季と乾期の影響は野鳥たちにも当然ながら及び、彼らの行動が変わります。

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 例えば、元々標高が低く水場の多いベリーズシティですが、雨が多くなるとその面積は更に増え、水鳥たちの餌場が広がるため街中であっても、乾期の時より数が増え、また様々な種類の野鳥を見られるようになるのです。
 今日の写真は、ベリーズシティの住宅地にある自宅から、雨期の後半に数多くみられるようになる White Ibis (ホワイト イビス 日本名シロトキ)で、朝夕に自宅上空を通過します。毎日ねぐらと餌場を往復しているのでしょう。
 彼らは必ず集団で飛びますが、時には群れの数が50を超えるような時もあり、それらが規則正しく並んで高速で飛び過ぎる様は、思わず声が出るほど素晴らしい光景です。

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 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。