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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景は南国のブーゲンビリア

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 中米の国ベリーズは、国土面積が日本の四国ほどの広さに対して、人口が約36万人と極端に人口密度の低い国です。更にその4割は周辺国からの移民で構成されています。人種の多くは現住のインディヘナとヨーロッパからの混血で、アフリカ系の人々や、その血が混じった人たちも多く住んでいます。
 ベリーズの一人当たりの名目GDPは、2017年調べで4.800US$SNA ( 出典はIMF )ほどで、世界第101位です。因みに日本は第25位の約38,400US$ですから、日本の1/8でしかありません。
 そんな発展途上の貧しい国ではあるのですが、人々は総じて陽気に暮らしており、人口が少ないおかげで街中であっても自然は豊かで、うらやましいと思う部分も多々あります。

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 人々は日本に比べて生活は貧しいのですが、しかしやはり富裕層は存在し、この国最大の都市ベリーズシティの一部地域では彼らの豪華な暮らしぶりを見ることもできます。
 その住宅地は敷地が広々としており、しゃれた塀で囲まれていますが、その塀にはブーゲンビリアが植えられ、いかにも南国の明るい景色を作り出しています。
 今日の写真は、当時の自宅近くの中間層の上が住む住宅地で、デザインされた家々が並んでいます。ただインフラはまだお粗末で、傾いた電柱や乱雑な配線が発展途上国を物語っています。無論ここは国内でも非常によく整備された地区ではあるのですが。
 南国の青い空を背景に原色のブーゲンビリアは良く似合いますね。日本の寒い冬を迎えるたびに、ベリーズのあの暖かさと明るさが恋しくなります。

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 使用機材のカメラは Fujifilm Finepix F200EXR。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.4mm、33ミリ版換算29mm、ISO 200、F9.0、1/450sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。