写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

コスタリカ 背景はさわやかなサンホセの国家公園

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 中米の国コスタリカに滞在していた頃、当時住んでいたのは首都のサンホセにある、ダウンタウンに比較的近い住宅地のサンペドロで、そこはかつて高所得者層の住む地域でしたが、街が大きくなるにつれ、裕福な人たちは郊外に大きな土地を求め移り住んだことから、今では中間所得者層の住む地域となっています。
 その自宅のあったサンペドロ地区は交通の便が良く、朝晩の殺人的な渋滞に当たることなく通勤できる上、買い物にも便利な住み心地の良い場所でした。

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 週末には自宅からダウンタウンに向けて散歩するのですが、その道沿いには見所が沢山ある、まるで観光客向けのようなルートで、毎週歩いても飽きないものでした。
 そのコース上の見どころの一つに Parque Nacional (国家公園)があり、2街区ほどの広さの公園の中央には独立時の戦いを象徴する大きな銅像が建っています。園内には芝生の緑地と大きな樹がまばらにあり、あちこちにベンチが置かれ、市民の憩いの場で、時には大きなイベントも開催されます。
 この公園の周りは官庁や公共の建物が多く、議員会館国立図書館憲法裁判所、アトランティック鉄道駅など、そして写真にある Centro Nacional de la Cultura (国立文化センター)などがあります。

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 ちなみにこの文化センターの建物は、かつての酒造所でそれを改築したものです。2枚目が文化センターの展示会場側の門、3枚目が事務室や劇場に近い入り口です。建物に歴史的趣があっていいですね。
 1枚目の写真は国家公園内でのスナップで、さわやかな空気感がありますが、ここサンホセは熱帯地方に位置しながら標高が1172mもあることから、一年を通じて快適に過ごすことができ、日本のような暑さ寒さとは無縁の、うらやましい土地なのです。

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 使用機材のカメラは Canon Power-shot S80。大きな写真の撮影データは、焦点距離8.8mm、33ミリ版換算43mm、ISO ?、F4.0、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。