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ベリーズ 背景はカハルペッチ遺跡公園

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 中米の国ベリーズは、日本では知る人がほとんどいないなじみの薄い国ですが、欧米では人気の観光国なのです。カリブ海の美しい海があると同時に、太古の文明であるマヤの遺跡が国中に散らばっており、それが人々を引き付けているのです。
 今日の写真の場所は、この国最大の都市であるベリーズシティから車で2時間弱の、内陸ではこの国一番の観光の町、サンイグナシオの小高い丘の上にあるカハルペッチ古代遺跡公園で、その園内での3枚です。

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 ピラミッドのあるマヤ遺跡はベリーズ国内にたくさんありますが、ピラミッドの形はそれぞれ独特の形をしており、エジプトのギザようなシンプルな四角推ではありません。
 またピラミッドは一つだけが建っているのではなく、大小さまざまな形をした複数の集合体となっていますから、その配置などにもそれぞれ特徴を持っています。
 このカハルペッチの遺跡群は他では見られない様式で、一番大きなピラミッドのある中庭に通ずる門があります。1枚目はその門の内側の中庭側で、その門とそれに続く壁のある回廊を背景にしています。

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 2枚目はピラミッドと門の高さから数メートル掘り下げられたような中庭で撮ったもので、おそらくここがこの遺跡群の心臓部にあたる場所だと思います。
 3枚目はピラミッド周辺にある廊下のような部分で、背景に写っているマヤのアーチの造りがよく分かります。
 それにしても何百年を経た今でもこうして残っているのは、これらの遺跡がいかに強固な建造物であったかという証ですね。素晴らしい技術力に脱帽です。

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 使用機材のカメラは Fujifilm Finepix F200EXR。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.4mm、33ミリ版換算29mm、ISO 200、F9.0、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。