写真生活 on Line

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ベリーズ Osprey (オスプレイ ミサゴ)の狩りは命がけ

 中米の国ベリーズに滞在していた頃、週末にはこの国最大の都市ベリーズシティにあった自宅から、車で1時間ほどの距離にあるクルックドツリー野生生物保護区によく行っていました。

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 その保護区には大きな湖があり、たくさんの水鳥やその他の野鳥がみられ、野生動物撮影、特に野鳥が好きな私にとってはまさに天国のような場所でした。
 乾季になって湖の水位が下がると、魚を狙って周辺から国境を越えて鳥たちが集まり、その数えきれないほどの数の水鳥の群れが織りなす様は、まさに自然の大スペクタクルで壮観なのですが、そんな光景と共に、目の前で空中から水中にダイビングする鳥たちの姿にも感動します。

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 その代表がカワセミと今日の写真の Osprey (オスプレイ)、日本名ミサゴです。カワセミはクチバシで魚を捕えますが、ミサゴは足で獲物を掴みます。この足を使うのが猛禽類の特徴です。
 1枚目の写真は、空中停止しながら湖面の獲物を探している場面で、猛禽類にしては大きな目をしており、色は黄色なのが特徴です。彼らの目は水面の反射を抑え、水中の魚をクリアーに見ることができる構造になっているようです。また尾羽の下に、獲物をつかむ大きな足が見えています。
 2枚目は獲物を見つけ、狙いを定めて、今まさに襲い掛かろうと急降下の態勢を取った瞬間で、水面近くでは素晴らしいスピードに達し、そのまま足から水中に飛び込みます。

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 3枚目は掴んだ獲物を水中から引き上げ、食卓に運ぶところで、無事に狩りを終えた瞬間でもあります。ミサゴの足の爪は獲物に深く刺さるように鋭くて長く、逃がさぬようがっちりと掴むために太く丈夫なのですが、時には持ち上げられないような獲物を襲ってしまい、おぼれてしまうこともあるようです。
 爪が長く鋭いため深く刺ささり、また大きな魚が暴れるため抜けなくなってしまい、飛び上がれなくなっておぼれるのです。猟の相手が魚であっても彼らは命がけなのですね。

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 使用機材のカメラは Sony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F9.0、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。