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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 青空の中のたくさんのトビ

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 岐阜市近郊にある自宅周辺の散歩に、今日もいつものようにカメラを持って午前9時前に出かけました。今朝は霜が降り冷え込みましたが、空は快晴に近く、陽当たりにある場所では太陽のぬくもりが得られ、気温ほどの寒さを感じませんでした。
 いつものように柿畑の中を歩いている時、ふと畑の中に建っている高圧送電線の鉄塔を見上げると、頂上にあるケーブルに数羽のトビが停まっています。そしてその鉄塔をよく見てみると、他にたくさんのトビが鉄骨の骨組みの下の方にまで停まっているのに気が付きました。

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 この鉄塔は、この辺りで見られる中で最も大型のタイプで、上部が2つに分かれるYの字型をしており、その両方ともにトビが停まっていました。ざっと数えると50羽を超えていましたが、こんなにたくさんのトビを同時に見たのはこれが初めてです。
 多分この鉄塔の近くに彼らの好物の餌があるのでしょう。それが何であるのかを確かめることはできませんでしたが、これだけの数が集まっているのですから、新鮮な野生動物の死骸でしょうか。

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 この辺りはシカやイノシシが多く、河川敷や農園の草藪の中にこれらを捕獲するための罠があちこちに仕掛けられていますから、それに掛かっている獣でも見つけたのでしょうか。
 ちなみに動物の罠は、猟をする人が午前8時前までに仕掛けた場所を見回って、掛かっていれば回収するそうですから、その可能性は低いと思いますが。それにしてもこれだけ沢山集まっていると、その原因が気になります。また、青空を背景にしたトビの姿が美しいですね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 8.0、1/1,600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。