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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 身近な野生たち

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樹上で休むクロホエザル

 中米の国ベリーズは、日本ではなじみがほとんど無く、知る人は多くありませんが、欧米では人気の観光地となっています。
 その魅力は数多いのですが、サンゴ焦の美しいカリブ海、国中に点在するマヤの古代遺跡、そして豊かな野生が息づく自然などが代表的なところです。

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 ベリーズの国土面積は日本の四国ほどしかないのですが平野が多く、どこへ行ってもとても広々としており、狭さを感じることはありません。また人口が少ないことから、野生動物が多いのでしょうか、どこでも目につきます。
 今日の写真は、この国最大の都市ベリーズシティから、車で30分ほど内陸部に入ったところで撮った4枚で、現地では特に珍しい動物たちではありません。

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 1枚目が木の上で休むクロホエザル。体の大きさからは信じられないような、森中に響き渡るような大声で鳴くのが特徴で、彼らは一生地上に降りない樹上生活者だそうです。
 2枚目はグリーンイグアナで、木登り、泳ぎ、走りの名人で、尻尾を含む全長は2mを越えます。成人して歳を取るに従い体色がオレンジ色に変化していきます。

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 3枚目はハゲワシで、公共のゴミ捨て場の上空で良く舞っていますが、主食は動物の死骸です。
 4枚目が大きなクチバシを持つ人懐こい種類で、人をあまり恐れません。道路脇でよく見かけます。
 これらの動物たちは、郊外を走るとほぼ必ず見かけるほど一般的な種類で、田舎では日常生活に密着しています。

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 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離55mm、35ミリ版換算82mm、ISO 400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。