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セントルシア セントルシアの世界遺産ピトン

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 カリブ海の島国セントルシアは、国土が日本の淡路島ほどの小さな国で、人口は16万人ほどと日本の地方都市並みでしかありません。
 しかしこの島国は一年を通して過ごしやすい温暖な気候と、美しい海や風光明媚な土地柄で、カリブ海の島の中でも人気の観光地となっています。
 この島を訪れた観光客が必ず行く場所が、この国唯一の世界遺産であるピトン山です。

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 ピトン山は二つのとがった山の総称で、火山活動によってできた、溶岩の塊ともいえる岩山です。その姿は他ではなかなか見られない鋭い円錐形をしており、それが二つ並んでいることから雄大ですが一方で、どことなくメルヘンチックな雰囲気を醸し出しています。
 二つの山は南北に並んでおり、北の方の山が南より少し低いのですが、より美しい円錐形をしているため、そして写真に撮りやすい位置にあるために、ポスターの写真にはこちらの山がよく使われます。

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 1枚目の写真は南のピトンの頂上から見た北のピトンで、円錐形の美しい姿や、海から突き出るようにそびえているのがよく分かります。この北のピトンにも、より上級者向けですがガイドをつけて登ることができます。
 2枚目は、内陸の山間の道からの北のピトンの眺めです。熱帯の森の中から突き出るピトンもいいですね。電線が邪魔ですが。
 3枚目は、この角度からの写真が海外で最もよく紹介されているピトンの代表的な姿です。美しいカリブ海の島のイメージにピッタリですね。

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 使用機材のカメラは Sony Cyber-shot P100。大きな写真の撮影データは、焦点距離7.9mm、33ミリ版換算40mm、ISO 100、F5.6、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。