岐阜市近郊にある自宅の周辺では、無論この場所だけに限らないのですが、毎日にぎやかなヒバリたちの鳴き声が聞こえてきます。恋の季節は過ぎたのでしょうから、今はつがいになり自身の縄張りを誇示しているのでしょうか。
自宅周辺のいつもの散歩に出かけても、見かけるのはヒバリばかりという状態で、畑や土手の私の歩く先、すぐ近くから飛び立ちます。
先日の4月21日、麦畑nの多いいつものコースを歩いていると、周囲を害獣ネットで囲んだ、土がむき出しになった畑から、私の姿に気づいて飛び立ったヒバリが、遠くに逃げようとせずネットの上に停まりました。
その距離は10ｍほどと、他の鳥ではありえないような近さですが、逃げようとせず首だけを動かししていました。彼が飛び立った畑にはよほど気に入った餌があり、それが名残り惜しくて去り難かったのかもしれません。それが1枚目の写真です。
その後根尾川の流れ沿いに歩いていると、いつもカモ類が羽を休めている淵の上に、白い花が咲いている木が目に留まりました。
その可憐な花のたたずまいは、いかにも春を思わせる美しい光景で、日本画を見ているような気分になりました。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
