岐阜市近郊にある自宅の隣は栗畑になっていますが、その隣が山であるせいからか、冬のシーズンには野鳥がたくさん訪れる場所となっています。
この栗畑で最も多く見かける種類はエナガで、それ以外に訪れるのがヤマガラ、シロハラ、キジバト、ジョウビタキ、コゲラ、イカルなどでです。今日の写真のシジュウカラもエナガたちの群れに交じって良く訪れる種類の一つです。
以前から、自宅から見える位置に巣箱をかけて、それを利用する野鳥たちの様子を観察したいと思っていたのですが、今年やっと重い腰を上げ、2月中旬に自作し、隣の栗畑の幹にかけました。
するとすぐにシジュウカラが近くの木の幹からコケをはがし、巣箱に運び込むのが観察され、1回目の挑戦で野鳥が私の巣箱を選んでくれたのが確認できました。
それ以降、シジュウカラの巣作りや抱卵を刺激しないようにと気を使ってきたのですが、昨日、十分な距離を置いて彼らの動きを観察してみました。
そうして撮れたのが今日の写真で、1枚目、2枚目がオスと思われるシジュウカラが青虫を運んできて、巣箱に入る前に周りを注意深く警戒している場面で、1分以上はきょろきょろと見回していました。
3枚目は巣箱から飛び立つ前に、周りを伺っている面で、少なくともそれに20秒ほどの時間をかけていました。
親が餌を持って帰った時にヒナの鳴き声が聞こえたような気がしましたから、もう既に誕生しているかもしれません。巣立ちが楽しみです。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
