今日の写真の Squirrel Cuckoo（スキーレル カックー）は、中米の国ベリーズで撮影したものですが、コスタリカでも全く同じカッコーを見ていますから、中米には広く分布しているものと思います。
このカッコーはコスタリカでもそうでしたが、ベリーズでも市街地や地方の集落内で出会うことが多いことから、割と人に近い場所に住む習性があるのかもしれません。
コスタリカやベリーズで経験した鳥の中でも、カッコーは人を警戒しない鳥の典型で、5ｍほどに近づいても平然と餌探しをしているほどで、その大胆さにはむしろこちらが心配するほどです。日本では餌付けして慣らした鳥以外、どんな種類の野鳥であろうとこういったことはあり得ません。そういえばカルガモは稀な例外かもしれません。
この野鳥と人間の距離の近さは、野鳥の人に対する信頼から来るのだと思いますが、残念ながら日本では野鳥からの信頼を得られていないようです。
今後日本でも野鳥と人間の距離が縮まることを願って止みません。特にキジなど、出会うと一目散に逃げてしまう姿を見ると悲しくなってしまいます。あの美しい鳥をもっと近くで鑑賞できたらといつも思います。
使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F5.6、1/400sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。 今日は令和の最初の日です。
