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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

コスタリカ 背景はカニの爪

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 中米のコスタリカは熱帯地方に位置しますから、普段の生活の中で見られる植物の種類が日本とはだいぶ違います。
 その典型例は、コスタリカ国内のどこでも見られるココナッツのなるココヤシや、空高く伸びるパームツリーなどのヤシ科の木であり、季節になると枝が折れんばかりにたくさんの実をつけるマンゴーの木、そして、郊外の民家の庭には大抵あるバナナの木です。

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 花もまたしかりで、日本では決してお目に係れない変わった形の、いかにも熱帯らしい植物を目にします。
 今日の写真は、コスタリカ北部のカリブ海側の海岸を旅するツアーに参加した際、その途中で昼食をとるために休憩するレストランの庭で撮影したものです。
 背景に写っているのは、通称カニの爪と呼ばれている花の一種ですが、その名の通りとても変わった形をしており、日本で買えば高そうな全くの観葉植物に見えます。

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 葉の形を見るとバナナみたいですから、その仲間かもしれません。
 余談ながら、日本ではマンゴーは高級な果物ですが、こちらではまさに捨てるほど実り、そのほとんどは食べ切れないままに捨てられてしまいます。
 季節には道路端で売っており、50円で8個ほどきますが、自宅に腐るほどありますから地元の人は誰も買いません。買うのはもっぱら街からの旅行者です。熱帯地方は豊かですね。

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 使用機材のカメラは Sony α550、レンズは Sigma 70-300mm F4-5.6 DG APO MACRO。大きな写真の撮影データは、焦点距離90mm、35ミリ版換算135mm、ISO 400、F5.6、1/320sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。