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コスタリカ カリブ海側にあるカウイータ国立公園の印象

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 昨日のこのブログ上で、中米の国コスタリカカリブ海側にあるカウイータ国立公園についてご紹介をしました。
 首都のサンホセからこの国立公園に行くには、カリブ海側の最大の都市であるリモンを通過するのですが、このリモンの評判が良くありません。中米では他国に比べて比較的治安のよいコスタリカで、このリモンは治安が悪いことで有名なのです。

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 北アメリカ、中米、南米を通して、かつて奴隷がアフリカからカリブ海に運ばれてきた名残りなのか、太平洋側に比べてカリブ海側に住む黒人の割合が圧倒的に多いのです。
 現地の人に言わせると、この黒人の割合が多いことが一因となって、カリブ海側の治安が悪く、その中心地であるリモンの街は治安が最悪というのです。

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 原因はともかく、治安が他に比べて悪いのは確かなために、現地の人でもカリブ海側へは用事がない限り訪れないと言うほどなのです。
 私もそれを聞いていたことから、長い間足を向けなかったのですが、カウイータが素晴らしいと聞き重い腰を上げた次第です。

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 レモンの街は車で素通りしましたが、それだけでは治安の状態が分かるはずがなく、印象は何とも言えないのですが、昨日のブログで知らせしたとおり、カウイータ国立公園を含めカリブ海は素晴らしい所でした。

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 公園内はほとんど手つかずの自然が残されており、様々な生き物たちに出会え、珍しい植物を見、波の穏やかな海岸の水中はサンゴと熱帯魚の宝庫でした。
 日本人がここを訪れることは少ないと思いますが、私は、カウイータはお勧めの観光先と断言できます。
 今日の写真5枚は、いずれもカウイータ国立公園内で撮ったものです。

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 使用機材のカメラは Sony α550、レンズは Sigma APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO。大きな写真の撮影データは、焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 200、F10.0、1/800sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。