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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 国立公園ピジョンアイランド

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 カリブ海の島国セントルシアは、日本の淡路島ほどの国土しか持たない小さな国ですが、欧米では観光地としてとても有名です。イギリス、アメリカ、カナダからは多くの直行便が乗り入れており、また大型クルーズ船が毎日複数寄港することから、11月から5月頃までの観光シーズンには、あちこちが白人客であふれます。

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 首都のカストリーズから北に11㎞ほどの所に、この国一番の観光地であるロドニーベイがあり、そこには多くの高級ホテルやレストラン、高級別荘が集中しています。また東カリブ随一の規模と設備を誇るヨットハーバー(マリーナ)があり、多くのヨットが停泊していますから、リゾート地としての雰囲気は満点です。
 そのロドニーベイの長いビーチの北の端に国立公園のピジョンアイランドがあり、そこにはかつてのイギリス帝国の遺跡や、熱帯魚と共に泳げる美しいビーチがあります。

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 1枚目の写真はその一つのビーチで、背景の丘の上に見えるのは、かつてのイギリス軍が建設した砦です。穏やかな波の水の透明度は高く、様々な美しい熱帯魚が泳いでいるのをよく見ることができます。
 2枚目、3枚目は、同じビーチを角度を変えて見た景観で、水の透明度の高さをお分かりいただけると思います。また赤いフランボイヤの花と青い海との対比が美しいですね。

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 4枚目は、1枚目の背景となっていた砦に続く道からの景色で、下のビーチの様子がよく分かります。
 陽射しは強いのですが、いつも北西から吹く貿易風が気持ちよく、不快感はありません。緑のジャングルと青い海、常に明るい景色をさわやかに渡る風、まさにここはこの世の天国と言えるかもしれません。
 このようにセントルシアは、日本でほとんど知られていませんが、欧米人にとっては憧れの島なのです。

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 使用機材のカメラは Fujifilm FinePix 4500。1枚目の写真の撮影データは、焦点距離8.7mm、35ミリ版換算32mm、ISO 200、F9.8、1/256sでした。