ジョウビタキは冬鳥として日本に渡ってきますが、毎年同じ個体が同じ場所に来るそうです。日本では冬の間、オス、メスともに縄張りを持っており、お互いに離れて別々に暮らすそうです。でも日本海側では日本を去る際につがいになっていることもあるそうです。
1枚目の写真と同じ個体のジョウビタキです。撮影場所は、岐阜市内を流れる長良川の堤防から少し山側に入ったところにある松尾池地近くのハイキングコースです。松尾池は山の中にある池のためか、水鳥の多くが羽を休め、彼らは割と人に慣れていることから、近くで観察できる場所として人気のスポットです。でも現在は池のメンテナンスのため水が抜かれ、鳥の数は少なくなっています。
水位の下がった松尾池の中にある枯れ木に停まるジョウビタキですが、上の2枚の写真とは別の個体です。ジョウビタキのオスは色のコントラストが強く美しい体色をしていますが、メスも渋い色調ながらも美しいと思います。この種類も渡り鳥らしく、神経質に人を警戒しません。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。大きな写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO400、F 4.0、1/640sでした。また、大きな写真はクリックしてもう少し大きく見ることが出来ます。
