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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 青虫をくわえるオオルリ

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 6月2日、朝から暑くなりそうなお天気でしたから、お茶をたっぷり用意して岐阜市近郊にある自宅に近い文殊の森公園に出かけました。管理棟はいまだにコロナウイルスの影響で閉まっていますが、駐車場は解放されています。
 これまでこの森で野鳥撮影は冬のシーズンに限ると思っていたのですが、意外や森は現在のこの夏のシーズンのほうが野鳥の数が多いということに気づきました。むろん枝葉が冬に比べ茂っており撮影は難しくなるのですが、野鳥に遭遇する機会は夏のシーズンの方が多いと言えそうです。
 今日の写真は山口城跡に上る途中で出会った鳥たちで、1枚目は大きな青虫をくわえたオオルリです。彼らはあまり人を恐れませんからかなり近くまで来てくれました。

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 オオルリは青虫をくわえたまま3回ほど居場所を変え、最後に私の近く枝に来て青虫を飲み込みました。飲み込んだ後は胃に収まるのを待っていたのか、しばらく頭以外動かすことなくじっとしていました。その青虫を飲み込む瞬間ですが、カメラのピントがうまく合わず撮り逃してしまいました。残念。

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 これはオオルリを見かける直前の近くの枯れ木にいた、この公園では毎回ほぼ確実に出会うことができるコゲラです。頻繁に出会うことができるコゲラに対していまだにここでアオゲラアカゲラに出会うことができていません。なぜでしょうか。

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 登山道の途中にあるクルミの木に実がなっていました。山に住む動物たちの貴重な食糧です。針葉樹林でなく、こういった実のなる広葉樹がたくさんあれば野生動物たちも増えるのでしょうし、それに人間の作物を荒らす機会もなくなるのではないでしょうか。

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 使用機材のカメラはSony α57、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 2,000、F 5.6、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。