昨日のこのブログ上でご紹介したメイフラワー・ボカウイーナ国立公園から、車で1時間ほど走るとカリブ海の漁村に行くことができます。そこには長いビーチがあり海水浴場として有名で、お昼が食べられるような施設（浜辺のローカルなレストラン）もあることから出かけてみました。それが今日の写真の背景になっているのですが、村の印象はとてもひなびた感じで、いかにもベリーズの田舎らしいところでした。この日は、或いはいつもかもしれませんが風が強くヤシの葉が大きく流れていたのを覚えています。
その海から吹き付ける強い風に乗ってたくさんの、10羽以上だと思いますがグンカンドリが一団となってビーチの上に浮かんでいました。彼らはは、ばたくことなくまるでグライダーのごとく浮いており、また位置をほとんど変えることはありませんでした。グンカンドリは一度ねぐらのコロニーを飛び立つと着地することはなく、海上では飛びながら眠ることができるるそうです。
彼らは10ｍほどの上空に浮かんでいましたからまさに手の届くような距離でした。頭部の白いこの写真の個体は幼鳥で、いずれ黒くなります。
グンカンドリのこの翼は独特の形をしており、羽ばたくことなく空中に長時間浮いていられるように進化した結果なのでしょうね。面白い種類だと思います。
使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 400、F 7.1、1/320sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
